「資格試験の情報」をわかりやすく説明します
1・2級電気工事施工管理技士技術検定制度は、建設業法第27条に基づいた国家試験です。
1級電気工事施工管理技士の資格を取得すると、特定建設業の「営業所ごとに置く専任の技術者」及び現場に配置する「監理技術者」として認められます。また、2級電気工事施工管理技士の資格であれば、一般建設業の許可を受ける際に必要な「営業所ごとに配置する専任の技術者」及び「建設工事における主任技術者」として認められる等、施工管理に携わる方には必要不可欠な資格です。
このように、施工管理技士は資格取得のメリットが大きい極めて重要な資格であり、工事現場における技術責任者として高く位置づけられています。令和3年度より1級技士補が創設され、その価値はますます高まるでしょう。
また、第一次検定については、1級は19歳以上、2級は17歳以上であれば、誰でも受験が可能です。一次の正答率は6割で合格。二次を含めればなかなか難関な試験といえます。効率的な学習で合格を目指すなら実績抜群のCICの対策講座を是非ご検討ください。
元請の特定建設業者が、総額5,000万円以上(建築一式 の場合8,000万円以上)の下請契約を行った場合は法的 に設置する必要があります。※2025年2月1日より建設業の各種金額要件が見直されます。
第一次検定は19歳以上なら誰でも受験可。第二次検定は 現場での実務経験が必要。
元請・下請に関わらず監理技術者が必要な工事以外は全ての工事で法的に配置する必要がある
第一次検定は17歳以上なら誰でも受験可。第二次検定は 現場での実務経験が必要。
1級第一次検定の合格で「技士補」の称号を取得できます。
1級技士補は、主任技術者の資格(2級施工管理技士など)を有することで、監理技術者の補佐となることができます。そして一定条件を満たした2つの現場を特例監理技術者が兼任することができるようになります。
また、令和3年度以降の第一次検定合格者は、第一次検定が無期限免除となるので、以降は第二次検定から受験することが可能です。
電気工事業を営む際、軽微な工事を除き国土交通省大臣または都道府県知事より交付を受けた建設業許可が必要です。建設業許可を受けた事業所は必ず営業所ごとに『専任の技術者』を配置する必要があります。この『専任の技術者』は国家資格保持者、又は一定の実務経験年数を得た者に限られます。この“国家資格”の一つに該当するのが施工管理技士です。
施工管理技士を取得すると、級により該当する工事の『監理技術者』もしくは『主任技術者』となることが可能です。『監理技術者』は元請の特定建設業者が、総額5,000万円以上(建築一式の場合8,000万円以上)の下請契約を行った場合、工事を行う場所に配置する必要があります。『主任技術者』は元請・下請に関わらず監理技術者が必要な工事以外、全ての工事で配置する必要があります。※2025年2月1日より建設業の各種金額要件が見直されます。
1級電気工事施工管理技士であれば、経営事項審査の技術力評価において、資格者1人あたり5点が加算されます。(監理技術者資格証を保有し、講習を受講すればさらに1点が追加)1級技士補の称号を得た者が、主任技術者の資格(2級施工管理技士など)を有することで、資格者1人あたり4点が加算されます。この得点は公共工事受注の際に技術力として評価されるため、取得すると経営規模評価に大きく貢献することができます。
1級電気工事施工管理技士
区分 | 令和元年(%) | 令和2年(%) | 令和3年(%) | 令和4年(%) | 令和5年(%) | 令和6年(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
一次(学科) | 40.7 | 38.1 | 53.3 | 38.3 | 40.6 | 36.7 |
二次(実地) | 66.3 | 72.7 | 58.8 | 59.0 | 53.0 | 49.6 |
2級電気工事施工管理技士
区分 | 令和2年(%) | 令和3年(%) | 令和4年(%) | 令和5年(%) | 令和6年(%) | 令和7年(%) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
一次(学科) | 前期 | - | 60.3 | 59.3 | 53.2 | 49.8 | 60.3 |
後期 | 58.5 | 56.2 | 53.7 | 43.8 | 47.5 | - | |
二次(実地) | 後期 | 45.0 | 50.4 | 61.8 | 43.0 | 51.4 | - |
現場経験が豊富な方であれば独学で試験合格にチャレンジできそうな気がすると思います。 しかしながら合格率は毎年一次・二次ともに平均40%程度なので、働きながら独学で合格を目指すには相当な労力が必要。サポートがあったほうが合格にぐっと近づきます。 かといって、仕事をしながら資格予備校に毎週通う時間や費用はバカになりません。 そこで効率の良い学習をして、費用も抑えて合格を勝ち取る最短ルートがCICの資格講座です。
独学 | CIC | 大手資格予備校 | |
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デメリット | ●学習範囲が広く、重点学習ポイントがわからない。疑問点があってもサポートがない。 | ●出題頻度が低い箇所の解説は最低限にとどめている。 | ●受講料が高額。学習期間が長く、仕事をしながらの通学・勉強は大変。 |
例えば電気工事施工管理技士試験の合格には一次で60%の正答率が必要になります。
逆に言えば、少々間違っても合格ラインをクリアしていれば大丈夫。
試験の出題傾向を理解し重点事項をきちんと学習することで合格ラインをクリアすることは十分に可能です。
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