タイヤ空気充てん作業特別教育は、労働安全衛生法第59条3項及び労働安全衛生規則第36条第33号に定められた特別教育です。
CICの《顔認証付き・Web講座》では、顔認証システムを導入しているため、いつでもどこでも手軽にPCやスマホから受講することが可能です。最短で受講ができるので、急を要する受講の場合も安心です。
厚生労働省から「インターネット等を介したeラーニング等により行われる労働安全衛生法に基づく安全衛生教育等の実施について」が公表され、eラーニング等により安全衛生教育等を実施することが可能になりました。
CICの特別教育は、自宅はもちろん、会社・営業所以外の場所でも、24時間好きな時間にいつでもWeb(オンライン)受講が可能です。本講座では、AI顔認証システム導入により、「受講者様本人が、規程時間すべての教育を受講したのか」を正確に特定します。これにより、各受講者様が確実に教育を受けていることを保証しています。
※お支払方法が、クレジットカード・AmazonPayをご選択いただいた場合、最短でご受講いただけます。
タイヤの空気圧調整・点検、空気を充てんする作業に従事する方対象業務を確認
8,000円(税込 8,800円)
※受講料には下記の内容がすべて含まれています。
カード型修了証をご希望の方は、8,500円(税込 9,350円)になります。
カリキュラム・講義内容は、安全衛生特別教育規程第20条(タイヤ空気充てん作業特別教育)で示されているカリキュラムにて実施します。
科目・範囲 | 講習時間 | |
---|---|---|
学科 | タイヤ及びその組込みに関する知識 | 2時間2分 |
タイヤの空気充てん作業に関する知識 | 2時間12分 | |
関係法令 | 1時間0分 | |
学科計 | 5時間14分 |
実技は、各事業所において十分な知識と経験を有する「実技実施責任者」を講師として選任し、講師と受講者は同一施設にて対面のもと、実際の器具を用いて4時間以上実施してください。
受講特典
実技教育は、各事業場において行えるよう、実施方法のポイントをまとめた「実技教育サポート動画」をお送りいたします。実技では「タイヤの組込み」「タイヤの空気充てん」について正しく学びましょう。
修了証について
貴社にて実技実習後、弊社CICよりお送りしたカード型の『学科修了証』の裏面に実技実施日などを記入する署名欄がございますので、そちらに貴社の実技実施責任者(例:特別教育修了者、実務経験者など)から署名をいただくことで、学科+実技が修了していることの証明が可能です。
大型車両などに使用されるタイヤへの空気充てん作業は、空気圧の過剰充てんやタイヤの損傷により、爆発的な破裂事故が発生するリスクがあり、重大な災害につながるおそれがあります。
特に作業者が不適切な方法で空気を充てんした場合、タイヤやリムの破損によって飛散事故を引き起こし、命に関わる危険性もあります。このような高圧作業の危険を防止し、安全な手順での作業を徹底するために、タイヤ空気充てん作業特別教育が実施されています。
CICの講座は、安全衛生特別教育規程 第二十条(タイヤの空気充てんの業務に係る特別教育)に定められているカリキュラム・内容になっており、関係法令の内容、基準を満たしています。
対象の業務
これらの業務に従事する作業員には、タイヤ破裂や飛散事故といった重大災害を防ぐための正しい知識と安全手順の理解が求められます。必要に応じて、関連法令や教育時間の情報もあわせてご案内できます。
罰則について
タイヤ空気充てん作業特別教育を受講せずに該当の業務を行った場合、労働安全衛生法違反となり、罰則が科せられます。事業者には「六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金」、労働者には「五十万円以下の罰金」が科される可能性があります。自分の身を守るためにも、必ず特別教育を受講しましょう。
タイヤ空気充てん作業特別教育は、学科5時間・実技が4時間の合計9時間です。
タイヤの構造や空気充てん時の危険性、安全装置の使用方法、作業手順、災害事例と対策などを学び、破裂事故を防ぐための知識と技能を習得します。
義務です。
労働安全衛生法の両罰規定により、違反者には「六か月以下の懲役又は五十万円以下の罰金」が課せられます。 労働者でなく、事業者にも、同様の罰則が科されることになります。
タイヤ空気充てん作業特別教育の修了証に有効期限はありません。
オプションでカード型修了証をご選択いただいた方に発行しています。
発行義務はありませんが、受講者名や受講科目の記録は残しておく必要があり、実施記録として修了証を発行するのがおすすめです。
空気充てん中にタイヤやホイールが破裂し、部品の飛散により作業者が重傷や死亡した事例あります。
特にトラックや建設機械などの大型タイヤでは、破裂の衝撃で作業者が吹き飛ばされたり設備が損壊する事例もあり、多くは不適切な作業手順や安全装置の不使用が原因とされるため、教育と点検が非常に重要です。
法令で定められた科目について、法令で定められた教育時間以上の講義を行っています。
理解をより深められるよう、解説中のスライドを画面に映し出すことによってイメージがしやすい講義を行っています。教材はテキストまたはダウンロード可能な講義スライド(PDF)を使用しています。
さまざまな職場で安全衛生水準の向上に尽力している労働安全コンサルタントが担当しています。
学習システム内で質問を受け付け、回答させていただきます。Web上で完結するので、お気軽に質問していただけます。
本講座の受講期間は60日間です。
テキスト教材を用いる場合は、受講料のご入金を確認後、通常2~3営業日で発送いたします。講義スライド(PDF)を用いる場合は、講座ページから即時ダウンロードして受講を開始できますので、テキストの配送はございません。
※年末年始や夏季休業などの連休前後など、お申し込みいただいた日によって若干の遅れが出る場合もございます。
※離島などの地域的な条件や天候不順、配送業者の都合などによっても遅れが生じる場合がございますので何卒ご了承ください。
教材のみの販売は行っておりません。
また、教材は受講者様に限ってお送りしておりますので、ご了承ください。
お支払い方法は、「クレジットカード」「銀行振込」「Amazon Pay」からお選びいただけます。
動画視聴アカウントの発行・教材の発送はご入金確認後となります。
申し訳ありませんが、ご入金後のキャンセルや返金は承っておりません。
ご入金後に「受講期限に間に合わなかった」「教育の必要がなくなった」等、如何なる理由でも取り消し、返金は承っておりません。ご了承ください。受講者の変更などを希望される方は、ご相談ください。
事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。
法第五十九条第三項の厚生労働省令で定める危険又は有害な業務は、次のとおりとする。
三十三 自動車(二輪自動車を除く。)用タイヤの組立てに係る業務のうち、空気圧縮機を用いて当該タイヤに空気を充てんする業務
1 安衛則第三十六条第三十三号に掲げる業務に係る特別教育は、学科教育及び実技教育により行うものとする。
2 前項の学科教育は、次の表の上欄に掲げる科目に応じ、それぞれ、同表の中欄に掲げる範囲について同表の下欄に掲げる時間以上行うものとする。
科目 | 範囲 | 時間 |
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タイヤ及びその組込みに関する知識 | 自動車(二輪自動車を除く。)用タイヤ(以下「タイヤ」という。)の種類及び構造 タイヤのリムへの組込み及びその状況の点検の方法 | 二時間 |
タイヤの空気充てん作業に関する知識 | 圧力調節装置の種類、構造及び取扱いの方法 空気圧縮機を用いてタイヤに空気を充てんする方法 安全囲い等の使用方法 | 二時間 |
関係法令 | 法、令及び安衛則中の関係条項 | 一時間 |
3 第一項の実技教育は、次の表の上欄に掲げる科目に応じ、それぞれ、同表の中欄に掲げる範囲について同表の下欄に掲げる時間以上行うものとする。
科目 | 範囲 | 時間 |
---|---|---|
タイヤの組込み | タイヤのリムへの組込み及びその状況の点検 | 二時間 |
タイヤの空気充てん | 圧力調節装置の操作 空気圧縮機を用いたタイヤへの空気の充てん | 二時間 |