「資格試験の情報」をわかりやすく説明します
ボイラー技士は「ボイラー」を扱い、熱を作って供給することが仕事です。供給する熱は、水蒸気や温水が代表的。
ボイラーによる熱は、工場、病院、学校、宿泊施設、温浴施設(スーパー銭湯など)、スポーツクラブ、オフィスビル、地域冷暖房センターなど様々な施設で活用されています。そのため二級ボイラー技士の資格は、ビル管理に関わる「ビルメン4点セット」の一つに数えられます。
また、ボイラー技士には特級、一級、二級の区分があり、担当できる職務の範囲に違いがあります。二級ボイラー技士が担当できるのは、伝熱面積の合計が25㎡未満のボイラーを取り扱う作業です。
合格率は50%以上と難易度は高くありません。しっかり対策をしていれば大丈夫でしょう。効率的な学習で合格を目指すなら実績抜群のCICの対策講座を是非ご検討ください。
ボイラー技士は、技能講習や特別教育修了者のように扱えるボイラーの制限がありません。すべてのボイラーを扱えます。ボイラーの大きさや種類に関わらず、ボイラーを扱う仕事に就くことが可能です。資格を取る主なメリットといえるでしょう。
求人への応募に際し、ボイラー技士の資格が条件となっているケースは少なくありません。
ボイラー技士の有資格者なら応募できるため、無資格者よりも応募できる求人数が増えることはメリットに挙げられます。特にビルメン業界において、二級ボイラー技士は「ビルメン4点セット」に含まれる、基本的な資格です。できれば就職前に、あらかじめ取得しておくとよいでしょう。
ボイラー技士は所定の条件を満たすことで、ボイラーの取り扱いを管理・指揮する「ボイラー取扱作業主任者」になることが可能です。特に特級ボイラー技士の方は、どのようなボイラーを使う職場でも無条件で「ボイラー取扱作業主任者」になれます。
二級ボイラー技士 合格率
実施年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
受験者数 | 25,601人 | 25,192人 | 16,098人 | 24,260人 | 23,978人 | 22,178人 |
合格者数 | 14,297人 | 12,803人 | 9,400人 | 12,953人 | 12,227人 | 12,137人 |
合格率 | 55.8% | 50.8% | 58.4% | 53.4% | 51.0% | 54.7% |
現場経験が豊富な方であれば独学で試験合格にチャレンジできそうな気がすると思います。
しかしながら合格率は例年30〜40%程度の難関試験。サポートがあったほうが合格にぐっと近づきます。
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