「資格試験の情報」をわかりやすく説明します
水道は、人が生きていくために最も重要なインフラです。
生活するために必要な水道水を安定して供給するために必要となる給水設備。その給水設備工事の施工を唯一認められている資格が給水装置工事主任技術者です。
給水装置工事主任技術者は、給水装置工事事業者が水道事業者から水道法に基づく指定を受けるために必須の国家資格者であり、その需要は常に高水準を保っています。
試験は各科目の最低基準点を満たしたうえで、60問中40問以上の正答が必要です。毎年の合格率は30〜40%ですが、実務経験者しか受験しないことを考えると難易度は高めと言えます。
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配管を伴う工事の施工を行う事業者は、水道法第16条の2第1項に基づき給水区域内の水道事業体から指定を受けた「指定給水装置工事事業者」に限られます。この「指定給水装置工事事業者」となるためには、事業所ごとに給水装置工事主任技術者として選任されることとなる者を置く必要があります。
給水装置工事主任技術者は、免状交付後、管工事の実務経験を1年以上積むことで営業所ごとに置かなければならない専任技術者として認められることが可能です。専任技術者の配置は建設業法で営業所ごとと定められているため、早急に確保を必要としている企業も少なくないでしょう。
給水装置工事主任技術者は、管工事業における経営事項審査の技術力評価において、資格者1人あたり1点がカウントされます。従って、公共団体が工事を発注し、公共工事を受注する際の技術力として評価を受けることができ、給水装置工事主任技術者の取得により、所属企業の評価向上に貢献することができます。
給水装置工事主任技術者の合格率
※試験実施機関から公表された全国受験者の平均合格率
試験実施年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
受験者数 | 13,001 | 11,238 | 11,829 | 12,058 | 12,616 | 12,629 |
合格者数 | 5,960 | 4,889 | 4,209 | 3,742 | 4,351 | 4,407 |
合格率 | 45.8% | 43.5% | 35.6% | 31.0% | 34.5% | 34.9% |
現場経験が豊富な方であれば独学で試験合格にチャレンジできそうな気がすると思います。
しかしながら合格率は例年30〜40%程度の難関試験。サポートがあったほうが合格にぐっと近づきます。
かといって、仕事をしながら資格予備校に通う時間や費用はバカになりません。
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独学 | CIC | 大手資格予備校 | |
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メリット | ●費用をかけずに学べる。テキスト、問題集程度の出費。 | ●過去の出題傾向を分析し、重点的な学習ポイントを伝授。 効率的な学習が可能。合格点を取ることに的を絞っているため費用は安く済む。 | ●講習会を受講して修了試験に合格すると、申請により資格が取れる(実務経験年数など受講資格を満たす必要あり)。 |
デメリット | ●学習範囲が広く、重点学習ポイントがわからない。疑問点があってもサポートがない。 | ●基礎から全てを教えるわけではないので、全くの初心者には向いてない。 | ●100時間以上の講義に出席する必要があり、受講料も10万円以上。修了試験に必ず合格できるとは限らない。 |
給水装置工事主任技術者試験の合格には60問中40問正答(得点)が必要になります。逆に言えば、少々間違っても合格ラインをクリアしていれば大丈夫。試験の出題傾向を理解し重点事項をきちんと学習することで合格ラインをクリアすることは十分に可能です。建築系資格対策のパイオニアとして26年間で培ったノウハウが、対策講座にはギュッと詰まっています。CICは社会人として多忙な毎日を過ごす皆さまを合格に導く、頼りになるパートナーを目指しています。