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電気通信工事施工管理技士の年収は高い?仕事でできることや将来性、年収アップの方法まで徹底解説!

公開日:2023年11月24日 更新日:2024年1月12日

電気通信工事施工管理技士の年収は高い?仕事でできることや将来性、年収アップの方法まで徹底解説!


電気通信工事施工管理技士コラム04

電気通信工事施工管理技士を目指す方にとって、年収は気になる項目です。

どのくらいの年収を得られる資格なのでしょうか。

また年収を上げる方法があれば、ぜひ実践したいと考えている方も多いでしょう。

この記事では電気通信工事施工管理技士の年収を主なテーマとして解説します。

年収額や他の資格と比べて高いのかどうか、また年収をアップする方法を確認していきましょう。


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施工管理技術検定の受検資格改定

電気通信工事施工管理技士の年収は平均529万円

電気通信工事施工管理技士の月収は、求人ボックスで公開されています。

2023年6月7日時点のデータによると、正社員の月収は37万8,000円です。

ボーナスを年2カ月と仮定すると、年収は529万2,000円です。

分布を見ると、月収25万円~55万円(年収350万円~770万円)に該当する方が多くなっています。

この金額は、社会人全体から見ると高めです。

国税庁が公表した「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は443万円です。

電気通信工事施工管理技士の平均年収額は2割ほど高く、平均年収より高い給与を受け取れる方が多い資格といえるでしょう。

電気通信工事施工管理技士の仕事でできること

電気通信工事施工管理技士の資格を持つ方は、工事に関して責任ある立場で働けます。

資格を持つ方ができる業務はなにか、また一日の仕事の流れはどのようなものかについて、確認していきましょう。

電気通信工事施工管理技士ができる業務

電気通信工事施工管理技士は通信工事について、主任技術者に代表される施工の管理を行えます。

工事の範囲は以下のとおり、広範囲にわたることが特徴です。

工事の種類 工事の一例
有線電気通信設備 通信ケーブル工事、CATVケーブル工事、電話交換設備工事
無線電気通信設備 携帯電話設備工事、衛星通信設備工事、航空保安無線設備工事
ネットワーク設備 LAN設備工事、無線LAN設備工事
情報設備 監視カメラ設備工事、ETC設備工事、入退室管理システム工事
放送機械設備 放送用送信設備工事、CATV放送設備工事、構内放送設備工事

皆さまの生活や仕事に関係する通信設備も、多く含まれています。

これらの工事について、施工管理の作成や工程管理、品質管理、安全管理を行い、納期どおりに決められた品質で安全に工事を完了させることは重要な役割です。

電気通信工事施工管理技士は、上記に挙げる役割を担う「主任技術者」、また営業所の専任技術者になれる資格です。

1級の資格取得者は、主任技術者の上位である「監理技術者」になれ、さらに大規模な仕事を担当できます。

仕事の流れを紹介

電気通信工事施工管理技士の仕事は、現場に出向く仕事とデスクワークがあります。

このため仕事の内容は日々変わることに注意してください。

ここでは一例として、朝に外出し、午後にデスクワークを行うケースをみていきましょう。

時間帯 行う業務の例
8時~8時半頃 出社し朝礼を行う
午前中 現場に移動し、施工状況の確認や安全点検を行う
正午 帰社後、昼食
午後 発注者や他職種との打ち合わせ
デスクワーク(図面や提出書類の作成など
18時頃 退社。業務量が多い場合は残業もある

施工管理技士は技術職ですが、デスクワークや打ち合わせが多いことは特徴に挙げられます。

一方、現場で実作業を行うことは基本的にありません。

電気通信工事施工管理技士の年収は高い?低い?

通信に関する資格や職種は、いくつかあります。

電気通信工事施工管理技士が得られる年収は、高めなのでしょうか。

ここでは「求人ボックス」および「求人ボックス 給料ナビ」のデータをもとに、4つの資格や職種、業界全体と比べながら解説していきます。

電気主任技術者の年収よりも1割程度高い

「求人ボックス」によると、電気主任技術者の平均月収は34万7,000円です。

ボーナスを2カ月分と仮定すると、年収は485万8,000円となります。

電気通信工事施工管理技士のほうが、1割程度高い給与を受け取れます。

全体的な分布も電気主任技術者のほうが低く、最も多い層は月収20万円台後半(年収360万円~400万円前後)です。

給与額が全体的に高めなことは、電気通信工事施工管理技士の強みです。

工事担任者の年収よりも大幅に高い

通信の代表的な資格である「工事担任者」とは、年収額に大きな違いがあります。

求人ボックスのデータで確認していきましょう。

資格 工事担任者 電気通信工事施工管理技士
平均月収 28万3,000円 37万8,000円
平均年収(賞与は2カ月分) 396万2,000円 529万2,000円
月収の分布 20万円~30万円が多い 25万円~55万円が多い

電気通信工事施工管理技士の平均年収は、工事担任者より33%も多くなっています。

加えて工事担任者の資格をメインとする方が年収400万円を超えることは、簡単ではありません。

一方で電気通信工事施工管理技士の資格を持つ方のなかには、600万円台の年収を得ている方も多いです。

通信工事業全体のなかでも年収の高い資格

通信工事業全体からみた年収は、高いのでしょうか。

「求人ボックス 給料ナビ」が2023年5月8日に公表したデータでは、通信工事の仕事を行う方の平均年収を417万円と公表しています。

社会人全体の平均給与よりも、6%少ない金額です。

電気通信工事施工管理技士の資格を持つ方は、通信工事に携わる方の平均よりも110万円以上高い年収を得られます。

かなり高い年収を得られる資格といえるでしょう。

電気工事施工管理技士よりも平均年収は7%ほど高い

電気通信工事と関連する仕事の一つに、電気工事があります。

「求人ボックス 給料ナビ」が2023年5月8日に公表した電気工事施工管理技士の年収額をもとに、以下の表で比較してみました。

資格 電気工事施工管理技士 電気通信工事施工管理技士
平均年収(賞与は2カ月分) 496万円 529万2,000円
年収の分布 350万円~700万円が多い 350万円~700万円が多い

年収の分布はどちらもほぼ同じですが、電気通信工事施工管理技士の年収額は7%ほど高いことがわかります。

高い年収を得られる資格ということが、この点でもわかるでしょう。

電気通信工事施工管理技士の資格を取得するメリット

電気通信工事施工管理技士の資格を得ることで、さまざまなメリットが得られます。

資格を得た本人と雇用する企業それぞれにメリットをもたらすことは、施工管理技士の特徴といえるでしょう。

メリットの内容はなにか、解説していきます。

通信工事に関する高いスキルを証明できる

電気通信工事施工管理技士は一定期間の実務経験がなければ、受験すらできない資格です。

2級の第一次検定は実務経験無しで受験でき、合格すれば技士補になれますが、その先は実務経験がなければ出願できません。

これは受験資格がない電気主任技術者や工事担任者との大きな違いです。

このため資格を持つ方は、通信工事の豊富な経験を持つ方ばかりとなるわけです。

通信工事に関する高いスキルを証明できることは、資格を取得した方のメリットとなるでしょう。

工事現場や営業所の責任者を任されやすい

工事現場や営業所の責任者を任されやすいことも、メリットに挙げられます。

それは法令による、以下のルールが関係しているためです。

  • 営業所ごとに、専任技術者の配置が必須
  • 工事現場には、工事施工の技術上の管理をつかさどる主任技術者の配置が必須

要件を満たす資格を持つ方は、限られています。

貴重な人材として、工事現場や営業所の責任者に抜擢されやすくなるでしょう。

会社の事業拡大にも貢献できます。

なお元請業者で下請金額が総額4,500万円を超える場合、配置すべき技術者は主任技術者ではなく「監理技術者」となります。

監理技術者には2級ではなく1級の施工管理技士がなれますから、資格の価値はより高まるでしょう。

年収のアップも期待できる

電気通信工事施工管理技士の資格を得ることで、できる仕事が増えます。

責任者の地位も任されやすくなるでしょう。

職責が増せば給与や賞与も増える場合が多いため、年収のアップが期待できます。

加えて、資格手当の支給制度がある企業も少なくありません。毎月数万円の手当を支給する企業もあります。

給与と手当のアップで、年収を大幅に上げることも可能です。

有資格者の増加により企業の発展につながる

電気通信工事施工管理技士の資格は、企業にとっても価値の高い資格です。

いくら現場で働く技術者のレベルが高くても、主任技術者や専任技術者になれる資格を持つ方がいなければ、受注できる工事現場や営業所を増やすことはできません。

電気通信工事施工管理技士の資格を持つ方が増えれば、そのぶんだけ受注できる工事現場も多くなり、営業所も増やせます。

必然的に売り上げも増えるでしょう。

企業の発展に直結することは、見逃せないメリットに挙げられます。

電気通信工事施工管理技士の今後の需要と将来性

電気通信工事施工管理技士は以下の分野を中心に、今後ますます需要が高まる職種と考えられます。

  • 無線LAN設備工事
  • 情報設備工事(監視カメラ設備工事、デジタルサイネージ設備工事など)

無線LANは社内に張り巡らされたLANケーブルの代わりとして、監視カメラはセキュリティ意識の高まりにより、設置が増えているものです。

デジタルサイネージはより良い案内やプロモーションを目的として、設置が進んでいます。

これらの設置工事は、今後も増えることでしょう。

将来性が高い資格といえます。

電気通信工事施工管理技士で年収を上げる方法

電気通信工事施工管理技士の資格を活かして年収を上げる方法は、4つあります。

それぞれの方法について、詳しく確認していきましょう。

まずは2級を取得し、実務経験を積んで1級を目指す

電気通信工事施工管理技術検定への出願要件は、2級のほうが1級よりも緩くなっています。

まずは2級の資格を取得しましょう。

第一次検定と第二次検定に合格すれば、有資格者としてさまざまな場所で活躍できます。

評価がアップし基本給が上がるほかに、資格手当の支給により年収が上がる効果も期待できます。

豊富な実務経験を積んだ段階で、1級の資格を得られればあなたの評価もさらに高まることでしょう。

高い実力が認められれば、さらなる年収のアップも見込めます。

社内で実績をあげて昇進する

社内で実績をあげて昇進する方法は、年収を上げる王道といえるでしょう。

実力を認められたうえで昇給するわけですから、周囲からのねたみは受けにくいものです。

何よりも転職というリスクを冒さずに年収を上げられることは、大きなメリットといえるでしょう。

より大きな成果を上げれば会社から評価され、さらなる年収のアップも期待できます。

より高い年収を提示する企業に転職する

企業の資金力はさまざまです。

資金を多く持たない企業にお勤めの場合は、スキルがあっても低めの給与に抑えられてしまうかもしれません。

「正当な給与を受け取っていない」「もっと高い年収を受け取れるはずだ」とお考えの方は、より高い年収を提示する企業に転職することも一つの方法です。

この場合は、転職を決意する前に転職サイトなどで年収の相場をチェックするとよいでしょう。

電気工事に関する資格を取得する

企業のなかには、電気通信工事と電気工事の両方を事業範囲とする会社も少なくありません。

電気通信工事に加えて、電気工事でも施工管理を行える人材は貴重です。

どちらの仕事も任せられる価値の高い人材として、高い評価を受けることでしょう。

年収のアップも期待できます。

資格を取得し責任ある仕事を任されることで年収を上げられる

電気通信工事施工管理技士は、社会人平均よりも80万円以上高い年収が期待できる資格です。

責任の重い仕事を任されることで、さらに高い年収も得られるでしょう。

もちろん資格を持っているからといって、自動的に高い年収に結びつくとは限りません。

年収を上げるためには資格に加えて、職場での信頼とたゆまぬスキルアップ、適正な年収を得る会社を見つける努力が求められます。

資格があることに甘えず、日々の努力を積み重ねましょう。


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