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【2022年】危険物取扱者乙4試験の申込み方法は?試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介

公開日:2022年8月23日 更新日:2023年3月29日

【2022年】危険物取扱者乙4試験の申込み方法は?試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介


【2022年】危険物取扱者乙4試験の申込み方法は?
試験日などの試験スケジュール、合格発表までの流れも紹介

危険物コラム07

「危険物取扱者の資格は、乙4から」このような方も、多いのではないでしょうか。

初めて受ける試験には、多少なりとも不安や緊張感を感じることでしょう。

試験で実力を発揮するためには、スムーズな申込みが不可欠です。

この記事では乙4の申込み方法を中心に、試験のスケジュールについても解説していきます。

正しく申込み、一日も早い資格の取得につなげましょう。

最終更新日:

危険物取扱者乙4の試験申し込みから合格発表までの流れ

挿絵

まずは試験申し込みから合格発表までの流れを紹介します。

電子(インターネット)申請と書面(郵送)申請では、流れが多少異なることに注意してください。

電子(インターネット)申請の場合

電子申請を使って申し込んだ場合は、以下の流れとなります。

  1. 消防試験研究センターホームページから申し込み、試験手数料を支払う
  2. 受験票ダウンロード可能メールが届いたら、受験票をダウンロードし印刷する
  3. 受験票の記載事項を確認し、写真を貼る
  4. 受験する
  5. 合格発表日以降に郵送される「試験結果通知書」を確認する
  6. 合格者は免状の交付申請を行う
  7. 免状が交付され、乙4の有資格者となる

事前に願書等を入手せずに済み、願書の郵送料も不要な点はメリットといえるでしょう。

代わりにインターネット環境とパソコン、メールアドレスが必要です。

プリンタが無い方は、ダウンロードしたPDFファイルをコンビニ等で印刷できます。

書面(郵送)申請の場合

書面申請の場合は、以下の流れとなります。電子申請と異なる点があることに注意してください。

  1. 専用の願書と払込取扱票を入手する
  2. 願書と払込取扱書に必要事項を記入する
  3. 郵便局等で受験手数料を支払い、願書を提出する
  4. 受験票の記載事項を確認し、写真を貼る
  5. 受験する
  6. 合格発表日以降に郵送される「試験結果通知書」を確認する
  7. 合格者は免状の交付申請を行う
  8. 免状が交付され、乙4の有資格者となる

願書を入手し記入する手間や、願書を郵送する費用がかかります。

一方で、パソコンやインターネット環境が無い方でも申し込める方法です。


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危険物取扱者乙4の試験スケジュール(2022年度)

危険物取扱者乙種4類の試験は、各地で年2回以上開催されています。

ここでは高い頻度で実施されている東京都を例に、試験から合格発表までのスケジュールを確認していきましょう。

試験は以下のとおり、毎月2~4回開催されています。

2022年度の開催日を、以下に示しました。

土日祝日の実施が基本ですが、月曜日から金曜日の試験日もそれぞれ年1回以上設けられています。

年月 試験日
9日(土)、23日(土)、29日(金・祝)
7日(土)、15日(日)、24日(火)、29日(日)
10日(金)、18日(土)、29日(水)
3日(日)、24日(日)、31日(日)
7日(日)、13日(土)、20日(土)、30日(火)
5日(月)、17日(土)、25日(日)
2日(日)、8日(土)、22日(土)、29日(土)
20日(日)、26日(土)
3日(土)、11日(日)、18日(日)、25日(日)
7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土)
7日(火)、12日(日)、23日(木・祝)、26日(日)
12日(日)、16日(木)、26日(日)

出典:消防試験研究センター「令和4年度(2022年度)危険物取扱者試験案内〔東京試験〕」

試験の受付は試験日の2カ月ほど前から始まり、1カ月半ほど前に終わります。

受付期間は10日程度と短いため、事前の準備が欠かせません。

合格発表は、試験日の10日~2週間後に設定されています。

但し3月中旬・下旬に実施される試験の合格発表は、4月に入ってからとなります。

試験日ごとの受付期間や合格発表日は、消防試験研究センターのWebサイトでご確認ください。

申込み前に必要な準備

危険物取扱者乙4の試験は、申込む前に必要な準備が4つあります。

事前に準備し、スムーズな申込みにつなげましょう。

試験会場と試験日をチェックする

申込む前に、試験日と試験会場をチェックしておきましょう。

どちらも「危険物取扱者試験案内」に明記されています。

当日受験可能かどうか、集合時刻までに会場に到着できるか確認してください。

特に午前・午後の指定ができない場合が多いことに注意が必要です。

また東京都以外の場合は試験日によって会場が変わるため、出願前に必ず確認しておきましょう。

また頻繁に試験を実施する都道府県の場合でも、以下のとおり毎回乙4を受けられるとは限りません。

  • 乙4だけ受験できない場合がある
  • 甲種と丙種だけ試験を実施する場合がある
  • 東京都の場合、乙4とその他乙種の試験日は完全に分かれている

このため当日受験できる種類はなにか、出願前に必ずご確認ください。

試験手数料と支払手段を確認する

試験手数料は4,600円です。

書面申請の場合は、郵便局の貯金窓口かゆうちょ銀行での払込みに限られます。

電子申請の場合は、以下の方法から選択可能です。

  • コンビニエンスストア
  • ペイジー(Pay-easy)
  • クレジットカード

たとえばクレジットカードをお持ちでいない方は、コンビニエンスストアかペイジーでの支払いとなります。

あなたが選べる支払手段を事前に確認したうえで、申込み方法を選びましょう。

書面申請の場合は、受験案内と払込取扱票を入手する

書面申請の場合は申込みに先立ち、以下の書類を用意する必要があります。

  • 受験案内
  • 危険物取扱者受験願書
  • 払込取扱票(消防試験研究センター指定のもの)

上記の書類は全国共通です。

受け取れる代表的な場所を、以下に示しました。

都道府県により異なる場合があるため、事前に消防試験研究センター都道府県支部のWebサイトでご確認ください。

  • 消防試験研究センター本部、都道府県支部
  • 中央試験センター
  • 消防署
  • 道府県の出先機関

また中央試験センターなど、郵送での請求に対応している箇所もあります。

角2サイズの返信用封筒に返送先の住所・氏名・郵便番号を記入し、140円切手(2部の場合は250円切手)を貼ってください。

また以下の内容を記載したメモを入れ、送付用封筒に赤字で「危険物取扱者試験案内請求」と記入し請求してください

  • あなたの住所、氏名
  • 平日日中に連絡がつく電話番号
  • 「危険物取扱者試験案内 ○部請求」と記入

科目免除を受けたい場合は該当する免状を準備する

乙種の他の類に合格した方は科目免除を受けられ、「性質消火」だけの受験で済みます。

あらかじめ危険物取扱者免状を準備し、以下の手続きをとってください。

  • 電子申請の場合は、免状の番号を入力する
  • 書面申請の場合は願書に記入し、裏面に免状のコピーを貼る

電子(インターネット)申請の流れ

挿絵

電子申請のステップは、大きく6つに分かれます。

それぞれ何をすべきか、詳しく確認していきましょう。

受験案内を見て試験日と試験地を決める

電子申請の場合、受験案内は消防試験研究センター都道府県支部のWebサイトからダウンロードできます。

お住まいの都道府県以外の会場でも受験できるため、受験したい都道府県支部のWebサイトを確認しましょう。

以下の項目を確認し、試験日を決めてください。

  • 試験当日のスケジュールは空いているか
  • 自宅から試験会場まで問題なく到着できるか
  • 試験当日までに合格ラインに到達できるよう、試験勉強を進められるか

出願後の変更はできないため、慎重に検討しましょう。

申込みページにアクセスし、必要事項を入力する

試験日と試験地を決めたら、消防試験研究センターのトップページにある「電子申請はこちらから(インターネット受験申込み)」ボタンを押してください。

電子申請トップ画面が表示されますので、個人の方は「インターネットによる受験申請」を選び、以下の順序で申込み手続きを進めてください。

  1. 利用規約の確認と同意
  2. 受験地等の選択
  3. 願書情報の入力

入力ミスをしないよう、落ち着いて作業を行いましょう。

試験手数料の支払方法を選ぶ

願書情報の入力が終わると、試験手数料の支払方法を選ぶ画面に移ります

支払方法は、以下の4種類に分かれます。

支払方法 注意点
コンビニエンスストア 申込時点で、支払先のコンビニエンスストアを指定する必要がある。以下のなかから選択する

  • セブン-イレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
ペイジー(オンライン方式)
ペイジー(情報リンク方式) インターネットバンキングを使える金融機関を指定する
クレジットカード 以下の国際ブランドを持つカードで支払い可能

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB
  • アメリカンエキスプレス
  • ダイナース

ペイジー(情報リンク方式)の場合は決済に使う金融機関の口座など、クレジットカード決済の場合はクレジットカード番号などが必要です。
事前に準備しておきましょう。


試験手数料を支払う

支払方法で「コンビニエンスストア」「ペイジー(オンライン方式)」を選んだ場合は、申請3日後の23時59分までに支払いが必要です。

以下の方法でお支払いください。

  • コンビニエンスストア:指定したコンビニエンスストアで支払い
  • ペイジー(オンライン方式):ATMやインターネットバンキング等で支払い

もし支払いを忘れると申込みは無効となり、最初から申請をやり直さなければなりません。

一方でペイジー(情報リンク方式)やクレジットカード払いの場合は、申請完了時点で決済まで済んでいます。

このためコンビニやATMへ足を運び、試験手数料を支払う必要はありません。

受付完了メールが届く

入金や決済が完了した方には、「受験申請者の受付完了通知メール」が送付されます。

きちんと支払いがされているか、確認しておきましょう。

受験票をダウンロードする

電子申請を行った方の受験票は郵送されません。

代わりに消防試験研究センターのWebサイトで提供されます。

試験日の10日前になったら、電子申請トップ画面の「受験票の印刷」ボタンから手続きし、以下の点に注意して印刷してください。

  • A4サイズの用紙に印刷する
  • 等倍で印刷する(拡大・縮小印刷は不可)

ご自宅にプリンタをお持ちでいない場合は、コンビニエンスストア等にあるコピー機でも印刷できます。

受験票の印刷は、「受験申請者の受験票ダウンロードについて(通知)メール」が届いたタイミングを目安にするとよいでしょう。

但しメールが届かなくても、受験票の印刷は可能です。

書面(郵送)申請の流れ

書面申込みを選んだ場合の手順は、大きく4つに分かれます。

事前に「申込み前に必要な準備」を確認し、必要な書類を準備しておきましょう。

申込み方法は都道府県により多少異なります。

ここでは東京都を例に解説します。

願書や払込取扱票に必要事項を記入する

書面申請の場合、願書と払込取扱票の2種類に記入しなければなりません。

各項目について、正しく記入しましょう。

記憶があやふやな箇所は、事前に確認してから記入を始めることが重要です。

以下に挙げる項目を記入する際は、特に注意が必要です。

  • 年月日は和暦(令和○○年)で書く
  • 氏名のよみがなに濁点や半濁点がある場合、濁点や半濁点だけで1マス取る
  • 3カ月以内に他の都道府県で受験を申請した場合は、その旨を必ず記入する
  • 他の危険物取扱者の資格を持つ方は、免状に記載された内容を記入し、裏面に免状のコピーを貼り付ける

払込取扱票には住所、氏名、電話番号、金額を入力してください。

試験手数料を支払う

払込取扱票に必要事項を記入したら、試験手数料を支払いましょう。

郵便局の貯金窓口、またはゆうちょ銀行の窓口で受け付けています。

平日の9時から16時まで営業の箇所がほとんどであり、夜間や土休日の支払いはできないことに注意してください。

またATMの利用や中央試験センター窓口での支払いはできません。

試験手数料のほかに、以下の払込手数料がかかります。

  • 通常貯金口座から払い込む場合は203円
  • 現金を添えて申込む場合は313円

手続きが完了すると、以下の2枚が渡されます。

  • 振替払込請求書兼受領証
  • 振替払込受付証明書(お客さま用) ※「受験願書添付用」の記載あり

このうち「振替払込受付証明書(お客さま用)」を願書の裏に貼り付けてください。

締切日までに願書を送る

願書に必要事項の記入と「振替払込受付証明書(お客さま用)」等の貼付が終わったら、締切日までに願書を提出しましょう。

東京都で受験する場合、提出先は中央試験センターです。

窓口に持参する場合は受付最終日の17時まで、郵送の場合は当日消印有効です。

なお郵送する場合は、特定記録郵便で送ってください。

受験票が届く

申込みを完了した方に対して、試験日の1週間前までに受験票が発送されます。

万が一受験票が届かない場合は、試験前日(土休日の場合は直前の営業日)までに中央試験センターへ連絡してください。

危険物取扱者乙4の試験申込みに関する注意点

挿絵

危険物取扱者乙4の試験を申込む際には、いくつかの注意点があります。

主な5つの項目を取り上げ、どのような点に注意を払えばよいか確認していきましょう。

受付期間は電子申請と書面申請で異なる

受付期間は電子申請と書面申請で異なり、書面申請のほうが3日ほど遅く設定されています。

子申請の場合、受付開始日は午前9時から、受付最終日は午後5時で締め切られます。

締切日時に間に合うよう、早めに準備を進めましょう。

同じ日に他の類を受験できない場合が多い

皆さまのなかには「せっかくなので乙4だけでなく、他の類も受験したい」と思う方もいるのではないでしょうか。

しかし試験当日は乙4のみの実施など、同じ日に他の類を受験できないケースも多いです。

また複数の類を受験できる場合でも、出願は書面申請に限られる点に注意が必要です。

試験手数料以外にも費用がかかる

試験を申込む際には、試験手数料以外にも以下の費用がかかります。

  • 払込手数料(電子申請は230円、書面申請は203円~313円)
  • 願書の入手費用(電子申請の場合は不要)
  • 願書の発送費用(電子申請の場合は不要)

上記のとおり、書面申請では願書の入手や発送の費用もかかります。

このためパソコンをお持ちの方は、電子申請がお得です。

書面申請で記入ミスをした場合は正しい方法で書き直す

願書は2枚複写となっています。

そのため修正液などを使って修正してはいけません。

間違って記入した箇所に横2本線を引き、その上に正しい内容を記載してください。

また払込取扱票は金額を訂正すると無効になるため、専用の払込取扱票を用意し書き直す必要があります。

ミスをしないよう、慎重に記入してください。

写真は試験当日までに用意する

試験当日、受験票に写真が貼っていないと受験できません。

写真は以下の条件に合う「証明写真」を用意してください。

  • 縦4.5cm、横3.5cm
  • 白黒・カラーどちらでも可
  • 裏面に氏名、年齢、撮影年月日、受験する種類を記入
  • 試験日から6カ月以内に撮影されたもの
  • サングラスやマスク着用は不可。髪が目にかかっていないこと

写真を用意したら、受験票にのり付けしてください。

セロハンテープの使用は不可となります。

まとめ

危険物取扱者乙4試験は、インターネットと郵送の両方で申込めます。

インターネットでは支払方法が選べること、郵送はパソコンを持っていない方でも申し込めることが魅力。

出願しやすい試験といえるでしょう。

手順を間違えたために、試験を受けられないことはぜひとも避けたいもの。

早めに申込み方法をチェックして必要書類を準備し、余裕をもって申込むことも試験対策のひとつです。

この記事でしっかりチェックし、確実な申込みにつなげてください。


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