地場ゼネコンとは

地場ゼネコン（地場コン）とは、特定の地域に根付いた活動をしているゼネコンのことです。

全国展開しているゼネコンと比較すると、請け負うプロジェクトの規模は小さい傾向にあり、地域に密着した公共・民間工事を行っています。

四国における建設業の特徴

四国地方に該当する県は全て沿岸地域なので、塩害の影響をはじめ風や波の影響を考慮した施工が進められています。

また、四国山脈を境として、瀬戸内海側は風の影響を受けにくく雨が少ないのが特徴ですが、太平洋側は台風の影響を受けやすく雨が多いです。四国では、このような自然環境に配慮した建設技術が発達しています。

売上高ランキング

こちらからは、四国地方で活躍するゼネコンの売上高ランキング13選をご紹介します。

• 四電工
• 合田工務店
• 大旺新洋株式会社
• 姫野組
• 大久保産業
• 轟組
• 久保組
• 吉成建設
• 旭ブロック建設株式会社
• 大徳建設
• 宮崎基礎建設
• 西村建設
• 吉村建設

それぞれ様々な特徴があるので、ぜひ転職時の参考にしてみてください。

四電工

送配電工事を事業の核として、建築設備の設計・施工に取り組んできたゼネコンです。

現在は、情報通信や環境関連、PFIといった分野にも事業領域を広げており、ノウハウを駆使してCADソフトの開発・販売、脱炭素化技術の開発なども手掛けています。

参考：有価証券報告書

合田工務店

丸亀市役所庁舎や高松空港など、数々のランドマークを施工しているゼネコンです。

病院や福祉施設、学校や店舗など、民間から官庁まで多岐にわたって幅広い建築物をつくりあげており、四国でトップの施工実績を持っています。

参考：公式HP

大旺新洋株式会社

道路や橋、護岸など、公共性の高い工事を多く取り扱っているゼネコンです。

2023年には完全週休2日制を導入するなど、健康経営にも積極的に取り組んでおり、オフィス環境に関しては「四国ニューオフィス奨励賞」を受賞しています。

参考：公式HP

姫野組

徳島県建設業者格付ランキングで1位を獲得し、地域の幸せを支えることを使命としているゼネコンです。

資格取得支援制度や研修、社宅や時短勤務など、社員が働きやすい環境も充実しています。

参考：自社独自調べ

大久保産業

道路や橋、公園といった徳島の街づくりだけではなく、生産現場での機材も販売しているゼネコンです。

経済産業省によって「地域未来牽引企業の認定」を受けており、地域密着で事業を展開しています。

参考：公式HP

轟組

「土木」「港湾」「建築」の3分野において、トンネル工事に重点を置きながらインフラ整備や防災・減災に従事しているゼネコンです。

子育て・介護中の社員も多く、家賃補助や旅費補助などの働きやすさへの配慮も充実しています。

参考：自社独自調べ

久保組

倉庫・工場建築のプロフェッショナルとして、企画からアフターメンテナンスまで一気通貫でサポートしているゼネコンです。

また、道路や橋梁の補修、法面工事や造成開発工事などの土木工事業も手掛けており、お客様の満足を追求し続けています。

参考：自社独自調べ

吉成建設

「誠実」「実行」「信頼」という経営理念を掲げ、最新の技術力を持って街づくりを行うゼネコンです。

自然と人とのいい関係づくりを目指しており、福祉・レジャー施設やマンションから港湾工事や水道工事など、多岐にわたる建設に取り組んでいます。

参考：自社独自調べ

旭ブロック建設株式会社

ガーデンエクステリア工事において高知県下トップシェアを誇るゼネコンです。

大手ハウスメーカーからも支持される高い技術力と豊富なノウハウを持っており、挑戦を後押ししてくれる社風も特徴でしょう。

参考：自社独自調べ

大徳建設

公共・民間土木工事から建築耐震改修工事まで幅広く手掛けるゼネコンです。

社員の技術力アップに対する支援も行っており、厚生労働省からは「若者の雇用管理の状況や労働環境が優良である中小企業」として認定されています。

参考：自社独自調べ

宮崎基礎建設

徳島県内トップの建設基礎機械保有数と、高い施工技術を誇るゼネコンです。

県内の橋や高速道路のほとんどの基礎工事を担当しており、自ら基礎工事で発生した建設泥土のリサイクル処理も行いながら環境革命を推進しています。

参考：自社独自調べ

西村建設

環境保全技術を積極的に活用しながら持続可能な社会づくりを目指すゼネコンです。

建築部・土木部・舗装部だけではなく、地域の魅力を満喫してもらえるような観光業にも力を入れています。

参考：自社独自調べ

吉村建設

高松空港滑走路改良及びエプロン改良工事など、数多くのインフラを支えているゼネコンです。

地域の未来を考えながら街づくりに取り組んでおり、地元から愛されている会社といえます。

参考：公式HP

四国ゼネコンの転職事情

四国地方のゼネコンに転職をしたい方は、あらかじめ社風や労働環境を確認しておくことがおすすめです。

中には、長時間労働や残業代未払い、休日取得が困難など、ブラック企業と思われるゼネコンも存在します。求人サイトではなかなか社風を把握することが難しいので、企業と深いパイプを持っている「転職エージェント」を利用してみましょう。

転職エージェントなら、無料で現場社員の声や離職率などの内部情報を聞くことができ、さらに自己分析やキャリアプランの相談、応募書類の作成や面接対策などの幅広いサポートをしてくれます。

まとめ

この記事では、地場ゼネコンの概要、四国地方における建設業の特徴、さらに四国地方で活躍するゼネコンの売上高ランキング13選について詳しく解説しました。

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