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【2026年度】第一種電気工事士は独学で合格できる?必要な勉強時間やおすすめのテキスト、勉強方法のポイント3つを解説!

公開日:2026年3月13日 更新日:2026年3月13日

【2026年度】第一種電気工事士は独学で合格できる?必要な勉強時間やおすすめのテキスト、勉強方法のポイント3つを解説!

【2026年度】第一種電気工事士は独学で合格できる?必要な勉強時間やおすすめのテキスト、勉強方法のポイント3つを解説!

第一種電気工事士は、第二種電気工事士で扱える一般用電気工作物の範囲に加え、最大500kW未満の自家用電気工作物の工事に従事できる国家資格です。活躍の場がかなり広がるため、キャリアアップを目的に合格を目指す方も少なくありません。

ただし、試験には筆記と技能の両方があり、高圧分野が加わるため第二種電気工事士より難易度は高めです。仕事や学業と両立しながら合格するには、自分の実力と試験日から逆算した現実的な計画が欠かせません。

この記事では、第一種電気工事士に独学で合格するための勉強方法・必要な勉強時間・おすすめテキストの選び方について解説します。これから取得を考えている方は、ぜひ参考にしてください。


CIC出版

目次

第一種電気工事士は独学で合格できる?

第一種電気工事士は独学で合格できる?

まず、第一種電気工事士を独学で目指すうえで知っておきたい基本情報と難易度について解説します。

第一種電気工事士の合格は独学でも狙える

結論からお伝えすると、第一種電気工事士は独学での合格が十分に可能です。 学生や未経験者、働きながらの社会人でも、独学で合格を果たしている方は少なくありません。

ただし、第二種電気工事士より範囲が広く、高圧の理論や知識が加わるため、難易度は第二種より高めです。独学で合格を狙えるから「簡単な試験」といえるわけではなく、自分に合ったテキストと勉強法で、十分な時間をかけて対策する必要があります。

試験は「筆記試験」と「技能試験(実技)」の2つです。筆記はマークシート形式で、電気の理論・配線設計・施工法・法令などが出題されます。技能試験は、公表されている候補問題から出題される1問を、制限時間内に実際に施工する形式です。

合格率から見る第一種電気工事士の難易度

独学での合格は可能な第一種電気工事士ですが、難易度は低くありません。以下は、直近3年間の筆記・技能試験の合格率の目安です。

年度 筆記試験 技能試験
令和7年度(2025年) 57.4% 58.1%
令和6年度(2024年) 56.7% 59.9%
令和5年度(2023年) 61.6% 60.6%

参考:一般財団法人 電気技術者試験センター|第一種電気工事士試験の試験結果と推移

第一種電気工事士は、筆記・技能の両方に合格して初めて資格取得となるため、ストレート合格のハードルは高めです。とくに技能試験は「欠陥」があると一発で不合格になるため、筆記と技能の両方で、高圧を含む範囲をどう攻略するかが大切になります。

独学の難しいポイント

独学で合格を目指す場合、壁となりやすいポイントは以下の2つです。

課題 内容
モチベーションの維持 仕事や学業のあとに勉強時間を確保するには、強い意志が必要。分からない問題に直面したとき、独学では相談できる相手がいない点も負担になりやすい。
技能試験の対策 技能試験では、欠陥の有無を自分で判断する必要がある。独学だと「合格水準に到達しているか」の判断が難しく、解説の充実した教材や練習の積み重ねが重要。

難しいポイントをあらかじめ把握した上で、テキスト選びやスケジュールを立てると、独学でも続けやすくなります。

第一種電気工事士の合格に必要な勉強時間

第一種電気工事士の合格に必要な勉強時間

ここからは、第一種電気工事士の合格に必要な勉強時間の目安と、1日のスケジュール例を紹介します。

勉強時間の目安は300時間前後

合格に必要な勉強時間は、受験者の経験や基礎力によって大きく変わります。以下の表は、勉強時間の目安をまとめたものです。

区分 勉強時間 該当する人
初学者・自信のない方 300時間前後(約2〜3ヶ月) ・第二種電気工事士を取得していない方
・高圧の知識がほとんどない方
・基礎からじっくり学びたい方
実務経験豊富・基礎がある方 150時間前後(約1〜2ヶ月) ・第二種電気工事士を取得している方
・日頃から電気工事や関連業務に携わっている方
・電気系の高校・大学を卒業している方

上記は、筆記・技能試験の両方を含めた目安です。技能も独学で練習する場合は、複線図の理解や実際の施工練習に、さらに時間を確保すると安心です。

1日の勉強スケジュール例

学業や仕事と並行しながら合格を目指す場合、1日のスケジュール例は以下のとおりです。

区分 合計時間 内容
平日 約1.5〜2時間 ・通勤時間・休憩時間:30分(過去問アプリや単語帳でインプット)
・帰宅後:1時間(テキストの読み込みや過去問演習)
休日 2〜3時間 ・まとまった時間で過去問を年度別に解く
・技能の複線図や施工手順の確認・練習

大切なのは、「毎日少しでも触れる」ことです。技能試験も筆記と同様、「毎日少しずつ」複線図や施工の流れに触れておくと、一つひとつの作業の速度や正確性がアップします。

1級電気工事施工管理技士の勉強で大切な3つのポイント

1級電気工事施工管理技士の勉強で大切な3つのポイント

第一種電気工事士の勉強で大切なポイントは、主に以下の3つです。

  • 過去問を5〜7年分繰り返す
  • テキストも併用しながら理解を深める
  • 技能試験は順序立てて技術力を身につける

ポイントを押さえておくことで、限られた時間の中でも合格を目指しやすくなります。それぞれの内容についてみていきましょう。

ポイント1. 過去問を5~7年分繰り返す

試験では、過去問に近い内容や応用問題が多く出題されます。まずは過去5〜7年分の過去問を繰り返し解き、出題傾向をつかみましょう。

最初は専門用語が多かったり、計算問題の種類に戸惑ったりして解けないかもしれません。しかし、解説を読み込んで同じ問題を何度も解き直すうちに、「どのような問題が出るか」が見えてきます。分野ごとに数年分をまとめて解くと、苦手分野の把握と理解の深化につながるため、何度も繰り返して合格する力を身につけましょう。

ポイント2. テキストも併用しながら理解を深める

過去問題をただ繰り返すだけでは、断片的な知識しか定着しません。テキストも併用しながら理解を深めることが大切です。

分からない用語や公式が出てきたら、必ずテキストに戻って「なぜそうなるか」「どこで使う公式なのか」を確認しましょう。高圧の理論や配線設計などは、図解や写真が豊富なテキストと併用すると、記憶に定着しやすくなります。

ポイント3. 技能試験は順序立てて技術力を身につける

独学では、技能試験の対策が難しいポイントです。高圧用の電線やより線の扱い、複線図の書き方、欠陥の知識を順番に身につける必要があります。

まずは解説の詳しい技能試験用教材で「複線図の書き方→施工手順→欠陥の判断」の流れを理解し、可能であれば練習用の材料で何度も手を動かしましょう。順序立てて攻略すれば、独学でも効率よく対策が可能です。

独学におすすめのテキスト・過去問題集の選び方

独学におすすめのテキスト・過去問題集の選び方

独学では、自分に合ったテキスト・過去問題集を選ぶことが大切です。選び方のポイントは、主に以下の3つです。

  • 解説が詳しく分かりやすいものを選ぶ
  • 実績のある企業から出版されているものを選ぶ
  • 最新の法改正・試験制度に対応しているか

それぞれの内容について詳しく解説します。

選び方1. 解説が詳しく分かりやすいものを選ぶ

過去問題集は、正解の選択肢だけでなく「なぜ他の選択肢は間違いなのか」まで解説されているものを選びましょう。間違いの理由まで理解しておくと、応用問題にも対応しやすくなります。

また、図解やイラストが豊富なものは、高圧の回路や複線図の理解に役立ち、記憶にも定着しやすいためおすすめです。

選び方2. 実績のある企業から出版されているものを選ぶ

電気工事士試験の対策を長年手がけている企業や出版社の教材は、出題データを分析して作られていることが多いです。「出やすいところ」と「出にくいところ」が整理されていると、効率よく学習を進められます。

出版元の実績についても確認しておくと良いでしょう。

選び方3. 最新の法改正・試験制度に対応しているか

電気関係の法改正や試験制度は、定期的に見直されています。そのため、中古の古いテキストを用いると、改正前の情報のまま覚えてしまったり、新しい出題形式に対応できなかったりするリスクがあります。

安いからと中古のテキストを購入するのではなく、必ず受験年度に合わせた最新版を購入してください。

【2026年度版】CIC日本建設情報センターのテキスト・問題集

【2026年度版】CIC日本建設情報センターのテキスト・問題集

テキストや過去問題集選びでお悩みの方は、CIC日本建設情報センター(CIC出版)のものがおすすめです。CIC日本建設情報センター(CIC出版)では、豊富なノウハウをもとに、独学者のためのテキスト・問題集を販売し、多くの人気を集めています。

また、毎年発行されているため、常に最新情報の内容で勉強できるのもメリットです。こちらの記事では、CIC日本建設情報センターのテキスト・問題集や失敗しない選び方などを深掘りしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

筆記試験用テキスト・問題集

CIC日本建設情報センター(CIC出版)の筆記試験テキストは、「満点ではなく、合格ラインを確実に超える」ことを意識した構成で、出題されやすい項目を厳選して解説しています。過去問題集は、150問の問題を収録し、本番に近い形で「解く力」を養えるのが特徴です。

  • 合格に必要な範囲に絞った構成:出題範囲のなかから、出る順・重要度の高いポイントを整理。無駄を省き、忙しい社会人でも効率よく学べる内容。
  • 過去問150問+模擬試験50問:年度ではなく過去問の出題傾向をもとに150問掲載。模擬試験50問も掲載されており、実践を意識した対策も可能。
  • 丁寧な解説:各選択肢について「正解の理由」「誤りの理由」を解説。独学でも疑問を残さずに進められる内容です。

テキスト・過去問題集ともに、豊富な図解や丁寧な解説で分かりやすいのが特徴です。セットでご利用いただくことでより効率的に学習できるため、ぜひ参考にしてみてください。

『第一種電気工事士 筆記試験 テキスト』

『第一種電気工事士 筆記試験 テキスト』

『第一種電気工事士 筆記試験 過去問題集』

『第一種電気工事士 筆記試験 過去問題集』

技能試験用テキスト

CIC日本建設情報センターの問題解説集は、候補問題の施工手順や複線図、欠陥の判断など、独学では習得しづらい部分を図や解説で丁寧にまとめています。

  • 技能試験のポイントを整理:時間内に正確に施工するための手順や、欠陥にならないポイントを解説。独学で実技対策をする方の強い味方に。
  • 複線図・施工の流れが分かりやすい:図解やカラーを多用し、より施工のイメージがしやすい内容。
  • 最新の候補問題・試験傾向に対応:毎年、試験内容に合わせて更新。

技能試験を独学で攻略したい方、候補問題の施工手順をしっかり押さえたい方におすすめです。

『第一種電気工事士 技能試験 問題解説集』

第一種電気工事士の独学に関するよくある質問

第一種電気工事士の独学に関するよくある質問

ここでは、第一種電気工事士の独学に関してよくある質問をまとめました。

いきなり第一種電気工事士からでも合格を狙えますか?

電気工事士試験は、第一種・第二種とも受験資格がありません。年齢や学歴問わず誰でも受験できるため、いきなり第一種電気工事士の取得を目指すのも1つの方法です。

ただし、高圧の範囲が加わる分、第一種電気工事士の難易度は第二種よりも高くなります。現在の自分の実力などを踏まえて、どちらから取得するか選択してみてください。

筆記試験と技能試験の対策は同時に始めた方が良い?

技能試験の対策は、筆記試験終了後からでも十分に間に合います。そのため、まずは筆記試験合格を目標に対策を始めるのがおすすめです。

同時進行せず、順番に対策することでモチベーションも維持しやすくなるでしょう。

まとめ

まとめ

この記事では、第一種電気工事士に独学で合格するための勉強方法や必要な勉強時間、おすすめテキストの選び方を解説しました。第一種電気工事士は、独学でも合格を狙える資格ですが、計画的な対策が欠かせません。

勉強時間の目安は、初学者で300時間前後、経験者で150時間前後です。過去問の反復とテキストの併用で効率よく知識を定着させて、技能試験は順序立てて複線図・施工手順・欠陥の知識を身につけましょう。テキスト・問題集は、解説の分かりやすさや最新の法改正対応を確認し、自分に合う1冊を選んでください。

CIC日本建設情報センター(CIC出版)では、第一種電気工事士の筆記試験用テキスト・過去問題集、技能試験用の解説集を提供しています。要点を整理した内容で、初学者でも無駄なく合格を目指せるため、テキスト・問題集選びでお悩みの方は、ぜひご検討ください。


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