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走行集材機械運転特別教育とは?機械の種類や受講内容や受講の重要性について解説

公開日:2026年2月2日 更新日:2026年2月2日

走行集材機械運転特別教育とは?機械の種類や受講内容や受講の重要性について解説

走行集材機械運転特別教育とは?機械の種類や受講内容や受講の重要性について解説

走行集材機械は、林業現場で木材を集材・運搬する際に使用される自走式の機械です。走行集材機械の運転業務に従事する労働者に対し、特別教育の受講が義務づけられています。

未受講のまま従事させた場合、事業者に対して罰則が適用される恐れがあります。加えて、労働災害の観点からも非常に危険です。そのため、特別教育の内容を把握しつつ、適切な方法で受講する必要があります。

この記事では、林業で使用される「走行集材機械」の概要から特別教育の詳細まで解説します。受講内容や重要性にも触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。


CIC走行集材機械運転特別教育

目次

走行集材機械とは

走行集材機械とは

走行集材機械は、林業現場で木材を集材・運搬する際に使用される自走式の機械です。伐採した木材を現場から運び出す際に用いられる点から、林業作業の効率化に欠かせない機械といえます。

走行集材機械は、車両系林業機械の1種です。車両系林業機械には、伐木等機械や走行集材機械、架線集材機械があり、それぞれ異なる特別教育が必要となります。

走行集材機械の種類

走行集材機械には、主に以下のような種類があります。

機械の種類 特徴
集材トラクタ 林業現場で伐採した木材を集材・運搬するためのトラクタ。
フォワーダ 伐採した木材を積載して運搬するための機械。作業路上をメインとして走行する。
スキッダ 丸太の一端をグラップル装置で持ち上げ、運搬するための機械。伐開された林地にて使用されやすい。

走行集材機械は、林業現場の地形や作業内容に応じて適切な種類を選択する必要があります。それぞれの機械には特徴があるため、作業環境に合わせて選定することが大切です。

走行集材機械を取り扱う業務・業種

走行集材機械を取り扱う業務は、主に以下の業種で行われています。

  • 林業:伐採した木材の集材・運搬作業
  • 造園工事業:樹木の移植や伐採作業
  • リース・レンタル業:機械の貸出・メンテナンス業務

特に林業現場では、走行集材機械の運転業務に従事する労働者が多く、安全に作業を遂行するためにも特別教育の受講が必要です。

走行集材機械運転特別教育とは

走行集材機械運転特別教育とは

「走行集材機械運転特別教育」とは、労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条の規定に基づいて実施される特別教育です。走行集材機械の運転業務に従事する労働者に対して、事業者が特別教育を実施するよう義務づけられています

走行集材機械は、重量物を扱う機械であり、操作を誤ると周囲の人間を巻き込むほどの大きな事故につながる恐れがあります。そのため、労働安全衛生法では、走行集材機械の運転業務に従事する労働者に対して、必ず特別教育を受講させるよう定められています。

特別教育の受講は義務であり、未受講のまま運転業務に従事できません。事業者は必ず、該当者に特別教育を受講してもらうよう促しましょう。

走行集材機械運転特別教育の受講内容

走行集材機械運転特別教育の受講内容

走行集材機械運転特別教育は、学科講習と実技講習の両方で構成されています。以下の表は、特別教育の講習内容をまとめたものです。

区分 科目 時間
学科講習 走行集材機械に関する知識 1時間
走行集材機械の走行及び作業に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識 1時間
走行集材機械の走行及び作業に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識 2時間
走行集材機械の運転に必要な一般的事項に関する知識 1時間
関係法令 1時間
実技講習 走行集材機械の走行の操作 3時間
走行集材機械の作業のための装置の操作 3時間
合計 12時間

走行集材機械運転特別教育は、最低12時間のカリキュラムで実施されます。学科講習では、走行集材機械に関する知識や関係法令などを学習し、実技講習では実際の機械を操作して運転技術を習得します。

具体的な講習時間は、受講方法や講習機関によって変わる可能性があるため、受講前に確認しておくと安心です。


CIC走行集材機械運転特別教育

走行集材機械運転特別教育の重要性

走行集材機械運転特別教育の重要性

走行集材機械運転特別教育は、労働安全衛生法で義務付けられている特別教育です。受講することで、以下のような効果が期待できます。

  • 労働災害の防止
  • 安全意識の向上
  • 作業効率の向上

走行集材機械は、重量物を扱う機械であり、操作を誤ると周囲の人間を巻き込むほどの大きな事故につながる恐れがあります。走行集材機械の運転に関しての知識は、自分だけでなく周囲の人間の安全を守るうえでも大切です。

特別教育を受講することで、労働災害の防止、安全意識や作業効率の向上などが期待されます。また、万が一のトラブルが生じた場合でも、適切な判断で迅速な対応を取りやすくなるでしょう。

走行集材機械運転特別教育の修了証

走行集材機械運転特別教育の修了証

走行集材機械運転特別教育の修了後、「修了証」が発行されます。修了証のタイプは、主に以下の2つです。

  • PDF版:修了後、全員が即時ダウンロード可能。
  • カード版(修了証カード):全員に発行されるカード。

現場では、修了証の提示が求められる可能性があります。そのため、修了証カードが発行されたら常に携帯しておき、いつでも提示できるようにしておきましょう。

CIC日本建設情報センターの走行集材機械運転特別教育

CIC日本建設情報センターの走行集材機械運転特別教育

CIC日本建設情報センターでは、走行集材機械運転特別教育のWeb講座を提供しております。Web上で受講できるため、場所や時間に制限されず、じっくりと理解を深めることが可能です。

CIC日本建設情報センターのWeb講座の受講の流れは、以下のとおりです。

  1. 利用端末(パソコン・スマートフォン・タブレット)などから申し込む
  2. 支払い方法(クレジットカード・銀行振込など)を設定して支払いする
  3. 必要な資料・情報が届くのを待つ
  4. 受講(視聴)が開始する
  5. 受講完了後、自分が選択した修了証を受け取る

専門の講師による動画講義なので、1回で分かりづらかった箇所や見過ごした箇所を何度も視聴できます。走行集材機械の運転業務に必要な知識を自分に適したペースで身につけられるでしょう。

Web上で済ませることで、会場に足を運んだりスケジュールを無理に調節したりする必要もなく、資格取得までの負担を軽減できます。受講方法でお悩みの方は、ぜひご検討ください。

まとめ

まとめ

この記事では、走行集材機械運転特別教育について詳しく解説しました。走行集材機械は、林業の現場で木材を集材・運搬する際に用いられる機械であり、安全に作業を遂行するため観点からも特別教育の受講が欠かせません。

特別教育の受講によって、労働災害の防止以外にも、安全意識や作業効率の向上などが見込めます。受講方法は、講習機関の講習への参加や出張講習の依頼、Web講座の受講などさまざまですが、Web講座の受講がおすすめです。

CIC日本建設情報センターでも走行集材機械運転特別教育のWeb講座をを提供しております。初心者の方でもモチベーションを維持したまま受講できる内容となっておりますので、ぜひご検討ください。


CIC走行集材機械運転特別教育

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