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【2022年】ビル管理士の合格発表はいつ頃?合格から免状交付までの流れをやさしく解説

公開日:2022年9月6日 更新日:2023年3月29日

【2022年】ビル管理士の合格発表はいつ頃?合格から免状交付までの流れをやさしく解説

【2022年】ビル管理士の合格発表はいつ頃?
合格から免状交付までの流れをやさしく解説

ビル管理士コラム09

ビル管理士試験は毎年1回、10月に実施されています。

2022年度の試験日は10月2日(日)であり日程が近づいているので、現在、合格を目指して学習中の方も多いことでしょう。

しかし、試験学習のことで頭がいっぱいで、合格発表の日程や、合格後に必要な手続きまで理解している方は少ないかもしれません。

そこで本記事ではビル管理士の合格発表の具体的な日程や、合格から免状交付までの流れをやさしく解説します。


最終更新日:

ビル管理士とは

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ビル管理士とは正式名称を「建築物環境衛生管理技術者」といい、建築物の環境衛生の維持管理業務の監督を行う国家資格です。

特定建築物で選任が義務づけているため、資格の需要は高く、毎年10000人前後の方が試験を受けています。

特定建築物に選任されたビル管理士は、環境衛生上の維持管理に関わる業務を担当することになります。

ビル管理士の資格は試験または講習で取得できますが、誰でも受験できるのではなく、以下の受験資格が定められています。

【受験資格】

次の用途に供される建築物の当該用途部分において環境衛生上の維持管理に関する実務に業として2年以上従事された方

(従事期間については、実務従事証明書の証明日現在で2年以上が必要です)

「建物の用途」は細かく定められているため、本記事では割愛しますが、主な用途として、事務所、店舗、学校、ホテルなど、衛生環境を維持する必要性があり、多数の人が利用する建物であれば該当します。

こうした条件があることから、学生ではなく仕事をしながら資格取得を目指す社会人の方が多数を占めており、受験者の年齢層が高めという特徴があります。

ビル管理士試験の流れ

ビル管理試験を受験する場合、「受験申込み期間」「受験票交付日」「試験日」「合格発表日」の4つの日程・期間を把握しておくことをおすすめします。

以下に2022年度の日程をまとめます。

【2022年度ビル管理士試験の流れ】

受験申込み期間 5月7日(土)~6月15日(水)まで
受験票交付日 9月7日(水)
試験日 10月2日(日)
合格発表日 10月31日(月)

試験は午前3時間(90問)、午後3時間(90問)の合計6時間(180問)で実施されます。

長丁場の試験となるため、集中力が持続できるように、体調管理も重要になってくるでしょう。

なお、試験合格発表日には、日本建築衛生管理教育センターのホームページで合格者の受験票番号が公開されます。

その後、合格した方には合格通知書が郵送されますが、不合格になった方にも不合格通知書が送られるため、インターネット環境がない方でも、合否の確認は必ず取れるようになっています。

ただし、試験の解答は合格発表日より前に公表されます。

試験はマークシート式ですが、問題用紙は返却されるため、用紙に自分の解答をメモしておけば、合格したかどうかの判断は試験から数日後には確認できるでしょう。

ビル管理士の合格率

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ビル管理士の合格率は毎年10~20%台で推移しています。

しかし、年によって大きく変動する特徴があります。

以下に過去のデータを見ながら、合格率の目安を考えていきましょう。

合格率は10~20%台

ビル管理士の試験合格率は年によって変動がありますが、おおよそ10~20%台で推移しています。

以下に過去10年間の受験者数、合格者数、合格率をまとめます。

年度 受験者数 合格者数 合格率
2012年(平成24年) 10,599人 3,467人 32.7%
2013年(平成25年) 9,441人 1,000人 10.6%
2014年(平成26年 10,095人 2,335人 23.1%
2015年(平成27年 9,827人 1,861人 18.9%
2016年(平成28年) 10,394人 2,956人 28.4%
2017年(平成29年) 10,209人 1,387人 13.6%
2018年(平成30年) 11,096人 2,339人 21.1%
2019年(令和元年) 10,146人 1,245人 12.3%
2020年(令和 2年) 9,924人 1,933人 19.5%
2021年(令和 3年) 9,651人 1,707人 17.7%

過去データを見ると、合格率が高かった年の翌年は落ちる傾向にあることがわかります。

合格基準点は毎年同様ですが、合格率を見て試験の難易度調整が行われている可能性があるため、受験される方は前年の数値を確認しておくことをおすすめします。

得点率65%以上および科目ごとの得点率40%以上が合格基準

ビル管理士に合格するためには、2つの基準を満たさなければなりません。

一つは試験問題全体の得点率が65%以上であることです。

ビル管理士の試験問題は合計で180問あるため、117点が合格するための最低得点となります。

もう一つは、科目ごとの得点率40%以上であることです。

ビル管理士の試験は7つの科目が出題されるため、このうち1科目でも40%を下回ってしまうと、たとえ試験全体の得点率が65%以上であったとしても、不合格になります。

特に「建築物の構造概論」と「ねずみ、昆虫等の防除」は、例年、出題数が15問と非常に少なく、10問落とせば不合格となるため注意しなければなりません。

このように試験全体での得点率と科目ごとの得点率の両方を満たす必要がある点が、ビル管理士の難易度を高めている理由といえるでしょう。

なお、合格条件は過去10年以上、上記の条件で実施されていますが、今後変更する可能性もあります。

合格を目指す方は、常に同一の条件とは考えず、試験を受ける前に必ず確認するようにしましょう。

合格後の免状交付に必要なものと申請手順

2022年度のビル管理士試験は、10月31日に合格発表がされる予定です。

合格した場合、合格通知書が日本建築衛生管理教育センターから郵送されますが、その後、免状交付申請を行う必要があります。

免状の交付を受けなければ、試験に合格したとしてもビル管理士として認定されないため、合格した場合は必ず申請するようにしてください。

以下に免状交付に必要なものや申請手順をまとめます。

合格後は免状交付申請をすること

ビル管理士の免状は、合格しただけでは受領することができません。

合格確認後、免状交付申請書を厚生労働省の「医薬・生活衛生局生活衛生課」へ送り、受理されることでようやく免状の交付を受けられます。

なお、ビル管理士の合格発表は試験日の1ヶ月後程度(2022年度は10月31日)ですが、申請書の送付は合格発表から約2週間後が期日となっているのが通例です。

ややタイトなスケジュールになっているため、合格確認後は速やかに交付申請をすることをおすすめします。

免状の発送は申請書類が到達してから約1ヶ月程度かかるため、12月中旬から下旬くらいに届くものと考えておきましょう。

免状交付申請に必要なもの

ビル管理士の免状交付申請に必要なものは以下の通りです。

  • 免状交付申請書
  • 収入印紙(2,300円分)
  • 免状返信用封筒
  • 氏名、連絡先の住所、電話番号を書いたメモ用紙
  • 次の1.~3.のいずれかの証明書
    1. 住民票(本籍は表示、個人番号(マイナンバー)は省略
    2. 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
    3. 戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)
  • 講習会修了者の場合、次の両方
    1. 講習会修了証
    2. 受講資格証明書

免状交付申請書用紙は合格通知書に同封されますが、厚生労働省のホームページからダウンロードすることも可能です。

収入印紙は郵便局やコンビニで購入でき、住民票は区役所などで発行できます。

発行に時間を要するものは特にないので、速やかに準備することをおすすめします。

免状の書換え交付

ビル管理士の免状は更新や再講習などが不要とされており、一度取得すれば基本的に一生使えるものとなります。

ただし、本籍や氏名などに変更があった場合、書換え交付が必要になることを把握しておきましょう。

書換え交付をするためには、必要なものは以下の通りです。

  • 書換え交付申請書
  • 申請書付属のチェックリスト(氏名、住所、電話番号等の記載)
  • 免状返信用封筒
  • 次の①~③のいずれかの証明書
    1. 住民票(本籍は表示、個人番号(マイナンバー)は省略)
    2. 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)
    3. 戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)

書換え交付申請書は厚生労働省のホームページからダウンロード可能です。

郵送先は新規申請時と同じく厚生労働省の「医薬・生活衛生局生活衛生課」宛てで、必要書類の内容もほぼ同様ですが、収入印紙は必要ありません。

忙しい中で合格するためには

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ビル管理士は受験に実務経験が必要なので、多くの方が働きながら資格学習をしているでしょう。

仕事が忙しい中で合格するためのコツを3つ紹介します。

学習計画を立てる

ビル管理士試験の学習はテキストを読んで練習問題や過去問を解くことで実力をつけていくのが基本です。

特に過去問の類似問題が多数出題される傾向にあるので、10年分くらいの過去問を解き、8〜9割程度は確実に解けるようにしましょう。

しかし、試験範囲が広いため計画を立てずに学習を始めると10年分は実施できない可能性があります。

また、いきなりすべての科目に手をつけても頭に入りませんので、科目ごとに学習する方法がおすすめです。

したがって、1週間や1ヶ月程度の期間で、科目ごとの学習計画を立ててから取り掛かることが大切です。

スキマ時間を活用する

社会人の場合、まとまった学習時間は取りにくいため、通勤時間、休憩時間などのスキマ時間を有効活用することが大切です。

もちろん過去問すべてを解こうとすれば、長時間かかってしまうため「少しテキストを開いて勉強する」「スマホを活用して過去問を解く」など、要点を絞った学習をすることをおすすめします。

特に苦手分野を克服するには、毎日の勉強が大切です。

わずかな時間でも何度も読み返したり、問題を解いたりすれば、徐々に覚えられるようになってくるでしょう。

資格講座を利用する

近年、ビル管理士の試験対策用の教材が多数販売されています。

通信講座が受講できる教材は、市販されているテキストなどより割高にはなりますが、独学での学習よりも効率アップが期待できます。

通信講座の場合、ネット環境が整っていれば時間や場所を問わず受講できる点が大きなメリットです。

パソコンやスマホを活用すれば、忙しい社会人の方でもスキマ時間を使って効率的に学習できるでしょう。

ビル管理士の試験では、テキストを読んだだけでは理解が難しい問題も多く出題されるため、体系的に学ぶためには講座の受講がもっとも有効な手段といえます。

したがって、独学での学習に自信のない方や、とにかく効率的な学習をしたい方は、こうした教材の利用をおすすめします。

まとめ

2022年度のビル管理士試験まで1ヶ月を切りました。

学習の最終段階に入っている方もいるかと思われますが、合格が決まった途端に気が抜けてしまい、免除申請を忘れることがないように注意しましょう。

さほど複雑ではありませんので、免除申請方法や必要書類などを今のうちに把握しておくことをおすすめします。

仕事が忙しい中での学習は大変ですが、ぜひ効率的な学習方法をしてビル管理士試験の合格を目指しましょう。

日本建設情報センターでは、ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)試験に少しでも興味がある方、これから学習を始められる方などを対象として試験の概要、受験対策のポイントといった試験合格に向けた情報を無料でご提供しております。


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