問題と正答肢が公開されましたので、以下、試験実施団体のサイトへのリンクからご確認下さい。
今回の第一次検定は、前年度と同様に、全89問中60問を解答する形式でした。
前年度に引き続き、問題.1~6で必須問題として計算問題が出題されました。内容としては基礎的な計算問題であり、過去問やテキストを何度も学習していた方は、しっかりと解答することができたのではないかと考えます。
午前の部の関連分野、午後の部の施工管理法、法規おいては、近年出題のなかった問題も多く、難しい、またはやや難しい印象を感じたのではないでしょうか。
施工管理法の応用能力問題では、各選択肢を確認すると、見慣れない選択肢も少なくなく、やや難しい印象を感じましたが、正答の選択肢については、過去問題に類似したものも多く見られ、過去問題集を繰り返し学習していた方は正解を導き出すことができたのではないかと考えます。
また、応用能力問題の問題.58では、提示された条件からネットワーク工程表を読取り所要工期を解答する問題が出題されました。これは令和2年度以前に実地試験(現・第二次検定)で毎年出題されていた問題で、令和3年度の試験制度改正以降出題がなかったものでした。第二次検定も含め来年度以降の動向が気になります。
全体として、やや難しい試験であったと感じましたが、その他の分野では、過去に出題された問題が多く、難しい印象を感じた関連分野、法規の出題で、確実に正解できる問題を取捨選択し、解答することができたかがこの試験の鍵となったでしょう。
分野 | 出題数 | 必要回答数 | 難易度 | |
---|---|---|---|---|
午前の部 | 電気理論 | 6問 | 6問 | 標準 |
電気工学 | 6問 | 4問 | 標準 | |
電気設備 | 32問 | 14問 | 易しい | |
関連分野 | 8問 | 5問 | 難しい | |
関連分野 (設計・契約) |
2問 | 2問 | 標準 | |
午後の部 | 施工管理法 (応用能力) |
6問 | 6問 | やや難しい |
施工管理法 | 7問 | 7問 | やや難しい | |
工事施工 | 9問 | 6問 | 標準 | |
法規 | 13問 | 10問 | やや難しい | |
計 | 89問 | 60問 |
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