施工管理技士合格をアシスト
建設業特化の受験対策

小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)はWebで受けられる?小型車両(3トン未満)の受講手順と注意点

小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)はWebで受けられる?小型車両(3トン未満)の受講手順と注意点

公開日:2026年9月14日 更新日:2026年9月14日

解体用小型車両系建設機械運転特別教育はWebで受けられる?小型車両(3トン未満)の受講手順と注意点

「解体用の特別教育をオンラインで受けられるのか」「Webで受講した場合、実技はどうすればいいのか」など、受講方法を検討するなかで、このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

小型車両系建設機械運転業務特別教育(解体用)」は学科・実技あわせて14時間と長く、集合講習ではおよそ2日間の日程確保が必要となります。解体工事は近隣対応や廃材の搬出で工程が動きやすく、まとまった日程を押さえにくいという事情もあります。

この記事では、解体用の特別教育をWeb(オンライン)で受講する場合の流れやメリット・デメリットを解説しますので、受講方法を選ぶ際の参考にしてください。

小型車両系建設機械(解体用)運転業務特別教育

目次

小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)Web(オンライン)講座の概要

解体車両

まずは、解体用の特別教育がどのような教育なのかを確認したうえで、Web講座を受講する場合の流れを見ていきましょう。

小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)とは

機体質量3トン未満の解体用機械(ブレーカ、鉄骨切断機、コンクリート圧砕機、解体用つかみ機)を運転する業務に就く方を対象とした法定の安全衛生教育です。労働安全衛生法第59条第3項に基づき、事業者に実施義務があります。

カリキュラムは安全衛生特別教育規程第11条の3に定められた学科7時間・実技7時間の計14時間です。整地・運搬・積込み用及び掘削用の特別教育とは別の資格で、同じ油圧ショベルでもブレーカを装着した時点で解体用の資格が必要になります。

※対象機械や法令、罰則などの詳細は、下記の「小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)とは?」の記事で解説しています。

Web講座の受講手順

CIC日本建設情報センターのWeb講座は、次の流れで進みます。

  1. 講座を申し込み、お支払い手続きを行う
  2. 入金確認後、視聴アカウントの案内メールを受け取る
  3. 学習システムにログインし、顔写真と本人確認書類を登録する
  4. 学科の講義映像を視聴する
  5. 実技を各事業場で実施する
  6. 修了証の発行を申請する

学科はスマートフォン、タブレット、パソコンのいずれでも視聴できます。カメラ付きの端末であれば、新たに機材をそろえる必要はありません。

受講期間は申込みから90日間と定めていますので、実技の日程とあわせて計画を立てましょう。

学科と実技の両方を終えて初めて修了となります。実技を実施したら、実施日と実技実施責任者を記録として残しておきましょう。申込みの段階で実技をいつ行うかまで決めておくと、修了までがスムーズに進みます。

小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)のWeb(オンライン)講座の内容紹介

解体車両

ここからは、Web講座の受講対象者と、実際に学ぶ内容を確認していきます。

受講対象者

受講にあたって、学歴、実務経験、保有免許などの資格要件はありません。機体質量3トン未満の解体用機械を運転する方、または今後運転する予定の方が対象です。解体工事業のほか、建設・土木工事業、産業廃棄物処理業、リース・レンタル業などで必要とされます。

※年少者労働基準規則により、18歳未満の方は動力で駆動される土木建築用機械の運転業務に就くことができません。

受講内容

Web講座で受講するのは、学科7時間の部分です。

種別 科目 時間
学科 走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識 2時間
作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 2時間30分
運転に必要な一般的事項に関する知識 1時間30分
関係法令 1時間
実技 走行の操作(各事業場で実施) 4時間
作業のための装置の操作(各事業場で実施) 3時間

一方、実技7時間はWeb講座では代替できません。各事業場で十分な知識と経験を有する方を実技実施責任者として選任し、受講者と同一の場所で、実際の機械を用いて実施します。CIC日本建設情報センターでは実技の進め方をまとめたサポート教材をご用意しています。

なお、すでに整地・運搬・積込み用及び掘削用の特別教育を修了している方は、走行に関する科目が免除されます。申込み前に修了証を手元に用意して確認してください。

小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)Web(オンライン)講座のメリットと特徴

学習

メリット1. 場所を選ばず自分のペースで学習できる

会場へ出向く必要がなく、自宅や事務所から好きな時間に受講できます。集合講習のように数日日程を空けておく必要がないため、現場を止めずに教育を進められるのが最大の利点です。

解体工事は、近隣対応や廃材の搬出、埋設物の発見などで工程が動きやすい工事です。数か月先の講習日を押さえていても、当日に出られなくなることがあります。Web講座なら中断しても続きから再開できるため、工程の変動に合わせて進められます。

メリット2. 繰り返し動画を見直して学習できる

受講期間内であれば、視聴した講義を繰り返し確認できます。

解体用はブレーカ、鉄骨切断機、コンクリート圧砕機、解体用つかみ機と扱う機械が多く、それぞれ構造も作業方法も異なります。一度聞いただけでは覚えきれない部分も出てきますが、実技に入る前に該当箇所を見直せるのは、その場限りの集合講習にはない利点です。

メリット3. 顔認証により受講者本人を確認できる

CIC日本建設情報センターのWeb講座は顔認証システムを導入しており、登録した顔写真と受講中の受講者を照合します。本人以外が受講している場合は講義が停止するため、規定時間の教育を本人が受けたことを確認できます。

特別教育は事業者に受講記録の3年間保存が義務付けられており、元請から実施状況の確認を求められることもあります。教育を確実に実施した記録として示せる点は、事業者にとっても安心材料になります。

小型車両系建設機械(解体用)運転業務特別教育

小型車両系建設機械運転特別教育(解体用)Web(オンライン)講座のデメリット

学習

デメリット1. 受講にはインターネット環境が必要

受講にはインターネット回線とカメラ付きの端末が必要です。通信が不安定な場所では映像が止まることがあるため、現場事務所よりも自宅や会社など安定した環境での受講が向いています。

また、講義中は倍速再生やシークバーでの飛ばし見ができません。特別教育は「法令で定められた時間以上の教育を受けたこと」が修了の要件であり、eラーニングで実施する場合も受講状況を確認できることが求められているためです。学科7時間分の時間はそのまま確保しておきましょう。

デメリット2. 講師へ直接質問することが難しい

対面の講習と違い、疑問が浮かんだときに講師へその場で質問することはできません。

ただし講義は、解説スライドを画面に映しながら進める構成です。文字だけのテキストを追うより内容をつかみやすく、受講期間内であれば聞き逃した箇所を何度でも見直せます。分からない部分は該当の場面に戻って確認できるため、疑問を残したまま先に進んでしまう心配はほとんどありません。

デメリット3. 実技は各事業場で実施する必要がある

集合講習であれば学科と実技を一度に修了できますが、Web講座では実技を自社で手配することになります。実技実施責任者の選任と、機械・場所の確保が必要です。

一方で、これは自社の機械と現場に近い環境で実技ができるということでもあります。日頃使っている機械で操作を確認できるため、実務への結びつきは強くなります。社内に経験豊富な方がいる事業場であれば、むしろ実態に合った教育を行えるでしょう。

CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座

web

CIC日本建設情報センターでは、安全衛生特別教育規程に基づいた「小型車両系建設機械運転業務特別教育(解体用)」のWeb講座をご用意しています。

教材は講義映像、PDF資料、特別教育テキストで構成され、入金確認後に視聴アカウントをお送りします。全カリキュラムの受講が確認できましたら、修了証を発行します。

受講者が複数名いる場合も、それぞれの空き時間に学科を進められるため、全員の日程を合わせる必要はありません。新しく入った作業員が出るたびに、その都度受講させることもできます。

カード型修了証には実技実施日を記入する欄があり、実技実施責任者に署名をいただくことで、学科と実技の両方を修了したことを証明できます。

まとめ

まとめ

小型車両系建設機械運転業務特別教育(解体用)」は、学科7時間をWeb(オンライン)で受講できます。移動や日程調整の負担がなく、繰り返し見直せるため、工程が動きやすい解体工事の現場でも計画的に有資格者を育成できます。

一方で、実技7時間は各事業場で実施する必要があります。Web講座を選ぶ際は、実技実施責任者と機械の手配をあわせて検討しておきましょう。

CIC日本建設情報センターでは、顔認証付きのWeb講座を提供しています。現場を止めずに教育を進めたい事業者様は、受講をご検討ください。

小型車両系建設機械(解体用)運転業務特別教育

    関連コラム

    カテゴリーへ


    PAGETOP