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建設業の主な職種一覧!仕事内容や平均年収について解説 – 建設キャリア転職 –

公開日:2025年5月7日 更新日:2025年5月7日

建設業の主な職種一覧!仕事内容や平均年収について解説 – 建設キャリア転職 –

建設業の主な職種一覧!仕事内容や平均年収について解説

「建設業の実務経験を活かせる職種を探している」「未経験だけど建設業にチャレンジしてみたい」と考えていませんか。建設業には様々な職種があるため、きっとあなたの希望にマッチする仕事が見つかるはずです。

この記事では、建設業の代表的な職種をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


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目次

建設業の代表的な職種一覧

建設業の代表的な職種一覧

今回は、建設業の代表的な職種として以下7種類の職種について解説します。

  1. 施工管理
  2. 設計
  3. 設備関連
  4. 職人
  5. 営業
  6. 事務
  7. 安全部門

さらに、「施工管理」「設計」「設備関連」では、その分野に関わる職種をより細かい分類でご紹介しますのでチェックしてみてください。

施工管理

施工管理

こちらからは、工事が円滑に進むよう管理する「施工管理」の職種7つについてご説明します。

  1. 建築施工管理技士
  2. 土木施工管理技士
  3. 電気工事施工管理技士
  4. 管工事施工管理技士
  5. 電気通信工事施工管理技士
  6. 造園施工管理技士
  7. 建設機械施工管理技士

それぞれの特徴を見ていきましょう。

建築施工管理技士

建築施工管理技士とは、建設現場において品質・安全・工程・コストなどの管理を行う職種です。設計図で指示された内容を満たせるように、建設計画の策定やスケジュールの管理、品質の確保や安全対策を実施し、現場を監督します。

住宅やビルなど様々な建設物の完成に関わることができるので、大きな達成感を感じられる仕事です。

土木施工管理技士

土木施工管理技士とは、土木工事において品質・安全・工程・コストなどの管理を行う職種です。ダムや道路などの土木工事から災害時の復旧・復興工事などに関して、計画通りに進むように現場を管轄します。

基本的に公共工事を手がけており、社会的貢献度の高さが魅力的な仕事です。

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士とは、電気工事において品質・安全・工程・コストなどの管理を行う職種です。建設工事現場に関する照明設備や変電設備、非常用電源設備など、多岐にわたる電気工事業務の監督を行います。

また、電気設備における定期点検の実施や、空調・換気設備の管理なども、業務の一部です。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士とは、配管工事において品質・安全・工程・コストなどの管理を行う職種です。冷暖房設備やガス管配管設備、浄化槽設備など、各種のパイプやダクトを設置する配管工事をまとめる役割を担います。

どのような建設現場でも必要になる職種なので、様々なプロジェクトに関わることができます。

電気通信工事施工管理技士

電気通信工事施工管理技士とは、電気通信工事において品質・安全・工程・コストなどの管理を行う職種です。電話や携帯電話、インターネットなどの通信機器を使用するための工事を管轄します。

技術の進化・発展が見込まれる業界だからこそ、最新技術にいち早く触れられるでしょう。

造園施工管理技士

造園施工管理技士とは、緑地・緑化に関連する工事において品質・安全・工程・コストなどの管理を行う職種です。広場工事や道路緑化工事、各種施設の造園工事などで、現場を指揮・監督します。

近年、地球環境や循環型社会への関心の高まりから再評価されている仕事です。

建設機械施工管理技士

建設機械施工管理技士とは、建設機械を使った工事において品質・安全・工程・コストなどの管理を行う職種です。建設機械における運用計画の立案や配置、操作に関する安全管理、計画通りに施工するための品質管理などを実施します。

多くの工事現場が建設機械を扱うため、安定した需要を見込めるでしょう。


CIC施工管理技士

設計

設計

こちらからは、建物や設備の設計に関わる以下3つの職種についてご紹介します。

  1. 意匠設計
  2. 構造設計
  3. 設備設計

いずれもCADなどのツールを用いた設計業務になりますが、それぞれの特徴を見ていきましょう。

意匠設計

意匠設計とは、主に建築の外観や内部のデザインを行う職種です。施主の要望を汲み取ったうえで、建物全体の設計・デザインを担当するほか、構造設計のセクションの取りまとめや工事監理を行うこともあります。

建物の役割・使われ方に関する専門知識はもちろん、コミュニケーション能力も必要となる仕事です。

構造設計

構造設計とは、建築物の骨組みに関わる部分を設計する職種です。地盤や間取りを考慮するだけではなく、地震や積雪などの災害で倒壊しないように、安全性能を満たすことが求められます。

人々に安心・安全を届けられる働きがいのある仕事です。

設備設計

設備設計とは、建築物のインフラを設計する職種です。空調や電気、給排水など、利用する人が心地良く過ごせるような計画を行います。

機能面だけではなく、デザインやコストの最適化も意識した仕上がりが求められる仕事でしょう。

設備関連

設備関連

こちらからは、設備関連の職種として以下7つをご紹介します。

  1. ビル管理士
  2. 給水装置工事主任技術者
  3. 電気工事士
  4. 危険物取扱者
  5. 消防設備士
  6. 冷凍機械責任者
  7. ボイラー技士

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ビル管理士

ビル管理士とは、管理業務計画の立案や指揮・監督、維持管理に必要な調査の実施などを行う職種です。また、空気環境測定結果の確認や改善提案など、基準に関する測定または検査結果の評価も行っています。

利用者の安心・安全だけではなく、財産や命を守るために奮闘する仕事でしょう。

給水装置工事主任技術者

給水装置工事主任技術者とは、給水装置工事の計画から施工まで現場を指揮・監督する職種です。工事が滞りなく進むように管理するほか、水道法の基準に満たしているかの確認や、給水装置のメンテナンスも実施します。

インフラの要である水を届けるために必要な、業界でなくてはならない職種です。

電気工事士

電気工事士とは、建設物の屋内外電気設備の設計や施行を行ったり、電車の安全な運行のために電気設備の点検やメンテナンスなどを実施したりする職種です。

現代社会になくてはならない電気を安全に使用できるようにするため、責任感や達成感を感じられる仕事でしょう。

危険物取扱者

危険物取扱者とは、危険物の取り扱いと定期点検、保安の監督を行う職種です。資格の種類によって取り扱える危険物の種類が異なり、活躍できる場もガソリンスタンドや工場、倉庫など様々です。

高いニーズのある職種のため、将来にわたって安心して働けるでしょう。

消防設備士

消防設備士とは、施設に設置されている消防設備の点検・整備をする職種です。消防設備士でなければできない業務区分が多くあるため、大きな需要が見込まれます。

近年、多くの災害から防災についての意識も高まっているので、ますます活躍の場が広がるでしょう。

冷凍機械責任者

冷凍機械責任者とは、冷凍設備に関わる機械・装置の保安業務を行う職種です。ビルメンテナンスだけではなく、工場や物流、インフラなど様々な分野で重宝されています。

冷凍機械責任者としてのキャリアを考えている方は、まず第三種冷凍機械責任者の資格を取得しておくことでスムーズに進められるでしょう。

ボイラー技士

ボイラー技士とは、ボイラーの管理・点検・修繕を担う職種です。ビルや工場の給湯設備や機械が不具合なく稼働するための保守・点検を行い、事故防止のために邁進します。

ボイラー技士への転職を考えている方は、二級ボイラー技士の資格を取得しておくことがおすすめです。

職人

職人

建設業における職人とは、建物や道路など建設に関する専門的なスキルを持つ人のことです。大工や鳶(とび)、鍛冶工職人など、幅広い職種があるので興味のある技術に関連する職種を探してみると良いでしょう。

営業

営業

建設業における営業とは、顧客に自社が取り扱っている建設工事を提案し、仕事を獲得する職種です。顧客の反応を直に見られるうえ、売上が数字としてはっきり示されるので頑張りがわかりやすいという魅力があります。

事務

事務

建設業における事務とは、経理や総務、現場事務などを担当する職種です。仮設事務所の土地探しや事務所の立ち上げ、請求書の管理など業務は多岐にわたりますが、他業界では経験できないような仕事により、スキルの向上を見込めます。

安全部門

安全部門

建設業の安全部門とは、建設工事現場において安心・安全に工事を進められるように、職場環境の改善や管理を担当する職種です。労働災害の防止や安全に対する社員教育などを実施します。

建設業の転職はエージェントがおすすめ

建設業の転職はエージェントがおすすめ

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まとめ

まとめ

この記事では、建設業の代表的な職種をご紹介しました。

どんな職種を選ぶべきか決めきれない方は、建設業に特化した転職支援サービス「建設キャリア転職(運営会社:CIC日本建設情報センター)」をご利用ください。建設業向け教育事業26年の実績から、あなたに最適な優良求人をご紹介いたします。


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