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【外国語対応】チェーンソーによる伐木等特別教育の講座の種類や受講方法を解説

公開日:2025年4月28日 更新日:2025年4月28日

【外国語対応】チェーンソーによる伐木等特別教育の講座の種類や受講方法を解説

業務の一環としてチェーンソーを使用するとき、外国人であっても「チェーンソーによる伐木等特別教育」を受講しなければいけません。

この記事では、チェーンソーによる伐木等特別教育の概要、外国人であっても受講が必要な理由について詳しく解説します。さらに、チェーンソーによる伐木等特別教育の講習内容、外国人が受講する方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。


CICチェーンソーによる伐木等特別教育

目次

チェーンソーによる伐木等特別教育とは

チェーンソーによる伐木等特別教育とは

まずは、チェーンソーによる伐木等特別教育の概要や、受講の対象となる業務についてご紹介します。特に、業務でチェーンソーを使用する機会がある方は、ぜひご確認ください。

チェーンソーによる伐木等特別教育の概要

チェーンソーによる伐木等特別教育とは、伐木などの作業やチェーンソーなどの器具におけるノウハウを習得できる教育です。

伐木作業では、誤ったチェーンソーの使用や予期せぬ木の倒れ方から、毎年多くの死亡事故が発生しています。このため、林業や建設業で伐木に従事する方は、安全の確保に向けてチェーンソーによる伐木等特別教育の受講が義務付けられているのです。

対象の業務

チェーンソーによる伐木等特別教育の対象となる業務は、以下のとおりです。

業務の種類 特徴
森林伐採作業 森林や山林で伐採する際にチェーンソーを使用する作業
都市部の樹木管理作業 公園や道路沿いの樹木を伐採・整枝する際にチェーンソーを使用する作業
倒木処理作業 台風や災害時に倒れた木の処理を行う作業でチェーンソーを使用する業務
造園作業 庭園や庭の樹木をチェーンソーで剪定・伐採する作業
木材加工・製材所での作業 木材のサイズ調整や加工でチェーンソーを使用する作業
建設現場での伐採作業 建設予定地での立木の伐採を行う際のチェーンソーを使用した作業

上記は典型的な対象業務の一部ですが、こちらに当てはまらない場合であっても業務の一環としてチェーンソーを用いる際は受講が義務付けられています。一方で、個人がDIYをする際や、自宅の庭木の伐採のためにチェーンソーを使用する際は、受講の義務化はされておりません。

ただ、チェーンソーによる伐木等特別教育を受講することで、器具の使い方の知識を深められるので、気になる方は検討してみましょう。

チェーンソーによる伐木等特別教育の詳しい概要については、「チェーンソーによる伐木等特別教育とは?受講資格や講習内容、講習方法まで紹介」も参考にしてみてください。

外国人労働者でも特別教育の受講が必要

外国人労働者でも特別教育の受講が必要

チェーンソーによる伐木等特別教育をはじめとした特別教育は、外国人労働者であっても対象業務に就く場合は受講する義務があります。ここからは、特別教育を受講しないリスクや、外国人が特別教育を受講するときのポイントについてご紹介していきましょう。

特別教育を受講しなかったら?

もし、対象者が特別教育を受講せずに該当の業務を行った場合、労働安全衛生法違反となり、罰則が科せられます。事業者には「6か月以下の懲役又は50万円以下の罰金」、労働者には「50万円以下の罰金」が科される可能性があるので、注意しましょう。

また、特別教育で専門知識を習得しなければ、万が一の事故が発生してしまうリスクもあります。自分の身を守るためにも、ぜひ特別教育を受講しましょう。

外国人が特別教育を受講するときの注意点

外国人が特別教育を受講するときの注意点は、以下のとおりです。

  • 日本語を理解できる外国人のみ受講できる
  • 全ての外国語には対応していない

日本語を理解できないまま特別教育を受講することは避けましょう。ノウハウを正しく習得することができないうえ、不正と判断されて修了証を返却しなければいけない可能性もあります

また、現在は、外国語対応の特別教育も増えていますが、全ての言語に対応している訳ではないので、事前に確認しておくことがおすすめです。

チェーンソーによる伐木等特別教育の講習内容

チェーンソーによる伐木等特別教育の講習内容

ここからは、チェーンソーによる伐木等特別教育の講習内容として、下記3点についてご説明します。

  • 受講資格
  • 受講内容
  • 受講の流れ

事前に講習内容を把握しておき、スムーズに受講を進めていきましょう。

受講資格

チェーンソーによる伐木等特別教育の受講資格は、明確に定められていません。年齢や学歴、保有資格を問わず、希望する方であれば誰でも受講することが可能です。

ただ、今回の記事でご紹介したように、業務の一環としてチェーンソーを用いる方であれば受講が義務付けられています。

受講内容

建設業向け教育事業26年のCICがご提供しているWeb講座「チェーンソーによる伐木等特別教育」では、下記の内容を実施しております。

科目・範囲 講習時間
伐木等作業に関する知識 4時間2分
チェーンソーに関する知識 2時間5分
振動障害及びその予防に関する知識 2時間1分
関係法令 1時間3分
合計 9時間11分

こちらのカリキュラムは、安全衛生特別教育規程 第10条(伐木等の業務に係る特別教育)に基づいたものです。

実技については、各事業所にて「実技実施責任者」を選任し、実際の器具を用いて9時間以上実施しましょう。弊社CICの特別教育を受講された場合、実施方法のポイントをまとめた「実技教育サポート動画」をメールでお送りいたします。

受講の流れ

CICでご提供しているチェーンソーによる伐木等特別教育を受講する際は、以下の流れで進めていきましょう。

  1. お申込み
  2. 入金を確認後、メールでログイン情報をご送付
  3. 受講(視聴)を開始
  4. 受講(視聴)を終了
  5. 修了証発行

チェーンソーによる伐木等特別教育」のページからお申し込みをいただき、受講料として13,200円(税込)、カード型修了証をご希望の場合は13,750円(税込)をご入金いただきます。入金を確認させていただいた後、システムにより自動で速やかにWeb講座のログイン情報をメールにてご送付させていただきますので、お好きな時間に受講を開始しましょう。

チェーンソーによる伐木等特別教育のWeb(オンライン)受講については、「チェーンソー特別教育とは?オンライン受講がおすすめの理由を徹底解説」も参考にしてみてください。

外国人がチェーンソーによる伐木等特別教育を受講する方法

外国人がチェーンソーによる伐木等特別教育を受講する方法

ここからは、外国人がチェーンソーによる伐木等特別教育を受講する方法を、以下2パターンにわけてご紹介します。

  1. 日本語を不自由なく使える場合
  2. 日本語に不安を感じている場合

該当するパターンを確認してみてください。

日本語を不自由なく使える場合

日本語を不自由なく使える外国人の場合は、日本人と同様の特別教育を受講することができます。

外部機関が開催する講座に出向いたり、自社で特別教育を実施してもらって受講したり、などの方法がありますが、おすすめの方法は働きながら無理なく学べる「Web講座」です。Web講座であれば、スマートフォンやパソコンを使用し、いつでもどこでも手軽に受講することができるので、急を要する受講の場合も安心でしょう。

日本語に不安を感じている場合

日本語に不安を感じている外国人の場合、外国語対応されている特別教育を受講しましょう。

CICのWeb講座「チェーンソーによる伐木等特別教育」では、英語・ベトナム語・インドネシア語に字幕対応しています。自宅はもちろん、会社・営業所以外の場所でも、24時間好きな時間に受講できるので、働きながらでも手軽に修了証を獲得することが可能です。

まとめ

まとめ

この記事では、チェーンソーによる伐木等特別教育の概要、外国人であっても受講が必要な理由などについて詳しく解説しました。

チェーンソーによる伐木等特別教育」は、林業や建設業で伐木に従事する方であれば外国人の方であっても受講が義務付けられています。こちらの特別教育では、チェーンソーの正しい使い方などを学ぶことができるので、自分の身を守るためにも受講を検討してみてください。


CICチェーンソーによる伐木等特別教育

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