職長・安全衛生責任者の能力向上教育は、建設業における労働災害防止対策を推進するための教育になります。
職長や安全衛生責任者が、労働者を指導・監督する立場として、安全衛生向上に努め、労働災害を防止するという重要な役割を果たすために必要とされています。
職長・安全衛生責任者教育を受講後おおむね5年以上経過された方。
※安全衛生責任者を修了されていない場合は受講できません。
建設業に従事する職長及び安全衛生責任者の能力向上教育に準じた1日(計5時間40分)の教育カリキュラムになります。
科目 | 範囲 | 時間 |
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職長等及び安全衛生責任者として行うべき労働災害防止に関すること | 建設業における労働災害発生状況 労働災害の仕組みと発生した場合の対応 作業方法の決定及び労働者の配置 作業に係る設備及び作業場所の保守管理の方法 異常時等における措置 安全施工サイクルによる安全衛生活動 職長等及び安全衛生責任者の役割 |
120分 |
労働者に対する指導又は監督の方法に関すること | 労働者に対する指導、監督等の方法 効果的な指導方法 伝達力の向上 |
60分 |
危険性又は有害性等の調査等に関すること | 危険性又は有害性等の調査の方法 設備、作業等の具体的な改善の方法 |
30分 |
グループ演習 | 以下の項目のうち1以上について実施すること。 • 災害事例研究 • 危険予知活動 • 危険性又は有害性等の調査及び結果に基づき講ずる措置 |
130分 |
計5時間40分 |
※受講料には、教材費および消費税等すべて含まれております。
※教材は会場にて直接お渡しいたします。
※厚生労働省の教育実施要領に基づいたカリキュラムをすべて修了したことを証明する修了証を講習会修了時に交付いたします。
※申し込み後、CICより送信する「受講申込内容ご確認メール」(自動返信)をもって受講票といたしますので、会場でメールの画面または印刷したものをお見せください。
当センターの講習会は、日本語のテキストを使い、日本語で講義を行います。外国人労働者の方がご参加される際は下記の事項を必ずお読みいただき、事業主の責任のもと、事業主の判断・確認・許可を得て受講してください。
以上①~④を十分にご理解いただき、同意いただいた方のみご受講くださいますようお願い申し上げます。
※参考: (厚労省通達)外国人労働者の雇用管理の改善等に関して事業主が適切に対処するための指針(https://www.mhlw.go.jp/content/000601382.pdf)