施工管理技士合格をアシスト
建設業特化の受験対策

2級建築施工管理技士・
検定問題と総評

令和7年度 2級建築施工管理技士
(前期:一次)検定問題と総評

お待たせ致しました。
問題と総評が公開されましたのでご案内いたします。

検定問題および正答肢

2級建築施工管理技士の前期(一次)検定問題及び正答肢は下記よりご覧下さい。

総評

【第一次検定(前期)の傾向】

本年度の試験は、出題数は例年と変わらず、50問中40問を解答する形式でした(マークシート方式)。 解答形式は「施工管理法(能力問題)」が五肢一択式、それ以外の問題は四肢一択式での出題でした。

解答形式・出題区分についても、一部見直しが行われた昨年度の検定通りで、大枠に変化は見られませんでした。しかし、昨年度は安全管理1問が出題された施工管理法(能力問題)では、それに替わる形で施工計画が1問出題されています。また、昨年度は労働関係法から労働基準法1問と労働安全衛生法1問が出題された法規では、本年度は労働基準法が2問出題される等の変化も見られました。

検定問題の内容は、各選択肢を確認すると、見慣れない選択肢も少なくありませんでしたが、正誤に関わる選択肢については過去問題に類似したものが多く見られました。そのため、解答時間の配分に気をつけ、確実に正解できる問題を取捨選択し、ミスなく解答できたかが鍵となったでしょう。

したがって、過去問演習を中心とした学習を継続できた受検生であれば、十分合格基準点に到達できる内容と考えます。

出題区分 出題数 必要解答数 必須/選択 難易度
建築学等 4問 4問 必須 やや難しい
10問 5問 選択 標準
設備その他 3問 3問 必須 やや難しい
施工 10問 7問 選択 難しい
施工管理法 10問 10問 必須 標準
施工管理法(能力問題) 5問 5問 必須 難しい
法規 8問 6問 選択 易しい
出題50問 解答40問

■令和5年度2級建築施工管理技士第二次検定の傾向

ポイント
  • 出題区分は昨年度と同様
  • 施工経験記述も含め、問題の難易度は標準からやや難しいという印象
  • 問題3の工程管理では見慣れない問われ方での出題があり、より高い工程表の読み取り能力が求められた
  • 問題4の法規は、過去に出題された条文からの出題であった
  • 問題5の施工は初見の問題も。ただ四肢一択式であり正答をある程度推測できる印象

第二次検定について、出題区分は昨年度と同様、施工経験記述から1問、施工管理から1問、工程管理から1問、法規から1問、施工(受検種別に従い選択)から1問、計5問の出題でした。令和3年度からの新試験制度では、問題1~3は記述式、問題4の法規と問題5の施工の問題は四肢一択式(マークシート)での解答形式となっています。

施工経験記述も含め、問題の難易度は標準からやや難しいという印象です。

問題2の施工管理は、過去に出題された用語も多く、落ち着いて解答できたと思われます。

問題3の工程管理は、平成29年度から引き続きバーチャート工程表と出来高表からの出題でした。3の問いは、先の解答が後の問いと連動しており、途中で誤った解答をするとまとめて得点が難しくなる出題方法であるため、工程表について高い読み取り能力が求められる問題だったといえます。

問題4の法規、問題5の施工は、どちらも過去に出題されたことのない初見の問題が含まれていましたが、解答形式が四肢一択式であったため、第一次検定の知識を応用するなどして、ある程度正答が推測できる内容も多かったと考えます。

問題番号 出題区分 出題内容 備考
問題1 施工経験記述 工程管理 必須問題
問題2 施工管理 用語の説明と施工上留意すべき内容の記述
問題3 工程管理 バーチャート工程表と出来高表
問題4 法規 正しい語句を四肢一択式で選択
問題5 施工 最も適当な語句又は数値を四肢一択式で選択 受検種別に従い解答

建築施工管理技士 2級受験対策講座 はこちら

令和7年度 2級建築施工管理技士(後期)
検定問題と総評

お待たせ致しました。
問題と総評が公開されましたのでご案内いたします。

検定問題および正答肢

2級建築施工管理技士(後期) 検定問題及び正答肢は下記試験実施団体のサイトへのリンクからご確認ください。第二次検定の記述形式の正当は公表されません。

総評

【第一次検定(後期)の傾向】

 本年度の試験は、出題数は例年と変わらず、50問中40問を解答する形式でした(マークシート方式)。解答形式は「施工管理法(能力問題)」が五肢択一式、それ以外の問題は四肢択一式での出題でした。出題区分についても、一部見直しが行われた昨年度の検定通りで、前期同様、大枠に変化は見られませんでした。

 「施工管理法(能力問題)」では、躯体施工2問、仕上げ施工2問、工程管理1問が出題されました。また、法規の労働関係法は例年2問出題されており、昨年度まで前期試験・後期試験とも労働基準法1問と労働安全衛生法1問という内訳でしたが、今年度は前期試験で労働基準法2問、後期試験で労働安全衛生法2問という出題でした。

 検定問題の内容は、各選択肢を確認すると、見慣れない選択肢もありましたが、正誤に関わる選択肢については過去問題に類似したものが多く見られました。そのため、解答時間の配分に気をつけ、確実に正解できる問題を取捨選択し、ミスなく解答できたかが鍵となったでしょう。
 したがって、過去問演習を中心とした学習を継続できた受検生であれば、十分合格基準点に到達できる内容と考えます。

出題区分 出題数 解答数 必須/選択 難易度
建築学等 4問 4問 必須 難しい
10問 5問 選択 やや易しい
設備その他 3問 3問 必須 やや易しい
施工 10問 7問 選択 標準
施工管理法 10問 10問 必須 やや難しい
施工管理法(能力問題) 5問 5問 必須 やや難しい
法規 8問 6問 選択 標準
出題50問 解答40問

【第二次検定の傾向】

 第二次検定について、出題区分は昨年度と同様、施工経験記述から1問、施工管理から1問、工程管理から1問、法規から1問、施工(受検種別に従い選択)から1問、計5問の出題でした。問題1~3は記述式、問題4の法規と問題5の施工の問題は四肢択一式(マークシート)での解答形式となっています。

 問題1の施工経験記述は、昨年度試験問題の見直しが行われ、自身の経験を記述する問題から、示された工事について記述する問題に変更されました。今年度は工事概要に加え、工事計画、配置図、工程表も示され、提示される工事により具体性が増した問題になっていました。示された工事について自分が施工管理するイメージを明確に持てたかが要点であったといえます。

 問題2の施工管理は、過去に出題された用語も多く、落ち着いて解答できたと思われます。

 問題3の工程管理は、平成29年度から引き続きバーチャート工程表と出来高表からの出題でした。工程表について高い読み取り能力が求められる問題ですが、過去問題で演習を行っていた方であれば読み解ける問題だったと思われます。

 問題4の法規、問題5の施工は、どちらも第二次検定では過去に出題されたことのない初見の問題が少なくありませんでした。初見の問題は多くの受検生にとって等しく難しいため、解答できる問題を確実に得点できたかがポイントになったと思われます。

問題番号 出題区分 出題内容 備考
問題1 施工経験記述 工程管理 必須問題
問題2 施工管理 用語の説明と施工上留意すべき内容の記述
問題3 工程管理 バーチャート工程表と出来高表
問題4 法規 正しい語句を四肢択一式で選択
問題5 施工 最も適当な語句又は数値を四肢択一式で選択 受検種別に従い解答

建築施工管理技士 1級受験対策講座 はこちら

検定解答試案(解答例)
ダウンロードできます

CICオリジナル作成の二次検定解答試案を無料進呈いたします。
※試験日より2週間程度でダウンロードが可能になります。

アマギフアンケート

CICは建設業講座のパイオニア。
受講者を最短ルートで合格に導く“設計図”がある。

CICは創業から27年、建設業界の資格対策講座を研究してきたパイオニア企業。
最短ルートで試験合格に導く“設計図”を持っています。
出題傾向を徹底的に分析し、学習範囲を限定することで、効率的に合格できる手法を構築。
多忙な毎日を送る社会人の皆様でも、超効率的に合格するための講座をお届けしています。
さあ、ご一緒に最短ルートでの合格を目指しましょう。

CIC建設キャリア転職


PAGETOP