1級土木施工管理技士・
検定問題と総評
更新日:2025年7月4日
1級土木施工(一次)
検定問題と総評
検定問題および正答肢
1級土木施工管理技士 検定問題及び正答肢は、7月7日(⽉)13:00より公予定です。該当日時までお待ち下さい。
総評
今年度の総評は、検定問題が公表され次第、順次公開いたします。
更新日:2024年7月8日
1級土木施工管理技士
第一次検定問題と総評
お待たせ致しました。
問題と総評が公開されましたのでご案内いたします。
検定問題および正答肢
問題と正答肢が公開されましたので、以下、試験実施団体のサイトへのリンクからご確認下さい。
総評
今年度の総評は、検定問題が公表され次第、順次公開いたします。
ポイント
- 出題数は昨年度と同様
- 昨年度と同様の出題形式や出題傾向が多かった印象
- 問題8の切梁式土留め支保工内の掘削についての実施方法又は留意点は近年出題のない問題
- 問題10は、昨年度久しぶりに出題のあった出題形式が本年度も継続
出題数や出題形式は、昨年度と同様でした。
施工経験記述は、品質管理からの出題でした。施工経験記述以外の必須問題は、品質管理(コンクリート)、安全管理の2問でした。選択問題は、「選択問題(1)〔問題4~問題7〕および選択問題(2)〔問題8~問題11〕の各選択問題4問から2問ずつ選択し、計4問を解答するこれまでと同様の出題形式でした。
問題2・3・5・6・8・10・11は、過去に類似問題が出題されているため、比較的解きやすい問題でした。また、問題4はやや難しく、問題7については、二次検定では近年出題がなかったものの、一次検定では出題されたことのある内容でした。問題9のTS・GNSSを用いた盛土の締固め管理における資料作成時の留意事項については、これまでに出題のない問題で、難しく感じた受験生がほとんどだったと思われます。
全体としてみると、過去の類似問題が比較的多く、難易度は標準であったと思われます。 過去問題を中心に受験対策を続けてきた受講生であれば、確実に得点を狙える問題も多くあったので、初めてみる問題や難しい問題に固執することなく、解答可能な問題を素早く取捨選択し解答できたかが、合否を分けるポイントだったといえます。
【第一次検定の傾向】
今回の第一次検定は、前年度(全96問中65問解答)より必須問題として工学知識問題が5問追加され、全101問中70問解答する形式でした(四肢択一のマークシート方式)。
工学基礎知識の出題内容は、土木系の学部・学科を卒業された方にとっては、すでに学習したことのある内容だったと思いますが、そうではない方にとっては、初見の問題でとても難しく感じたことでしょう。
今回から追加となった工学知識問題以外の問題は、昨年度と分野・出題数ともに変更はありませんでした。土木一般については標準、共通工学は易しい、法規、施工管理法はやや易しい、専門土木、施工管理法(応用能力)はやや難しい、という印象です。
全体をとおしてみると、新たに追加となった工学知識問題が必須問題ではあったものの、他分野の問題は過去に出題のあった問題も多く、過去問題を繰り返し学習している受検生であれば十分に合格できる試験であったといえます。
分野 | 出題数 | 必要解答数 | 難易度 | |
---|---|---|---|---|
試験問題A (午前) |
工学基礎知識 | 5問 | 5問 | 難しい |
土木一般 | 15問 | 12問 | 標準 | |
専門土木 | 34問 | 10問 | やや難しい | |
法規 | 12問 | 8問 | やや易しい | |
試験問題B (午後) |
共通工学 | 4問 | 4問 | 易しい |
施工管理法 | 16問 | 16問 | やや易しい | |
施工管理法(応用能力) | 15問 | 15問 | やや難しい | |
合計 | 101問 | 70問 |
出題区分 | 出題数 | 必要解答数 | ||
---|---|---|---|---|
必須問題 | 問題1 | 施工経験記述(品質管理) | 1問 | 1問 |
必須問題 | 問題2 | 品質管理(コンクリート構造物の調査及び検査) | 1問 | 1問 |
必須問題 | 問題3 | 安全管理(つり足場又は張出し足場又は高さが2m以上の構造の足場の組立、解体又は変更の作業時の事業者が講じなければならない措置) | 1問 | 1問 |
選択問題(1) | 問題4 | 土工(切土法面の施工時における排水対策) | 4問 | 2問 |
問題5 | コンクリート工(コンクリートの運搬、打込み、締固め) | |||
問題6 | 安全管理(型枠支保工に関して事業者が実施すべき措置) | |||
問題7 | 環境保全・建設副産物(産業廃棄物管理票の交付等) | |||
選択問題(2) | 問題8 | コンクリート工(コンクリートの養生) | 4問 | 2問 |
問題9 | 土工(TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理における資料作成時の留意事項) | |||
問題10 | 安全管理(車両系建設機械による労働災害防止) | |||
問題11 | 施工計画(プレキャストボックスカルバートの施工手順) |
更新日:2024年10月4日
令和6年度 1級土木施工(二次)
検定問題と総評
検定問題
令和6年度 1級土木施工管理技士(二次) 検定問題は、10月7日(⽉)13:00より公表予定です。該当日時までお待ち下さい。
総評
今年度の総評は、検定問題が公表され次第、順次公開いたします。
更新日:2024年10月7日
令和6年度 1級土木施工管理技士
第二次検定問題と総評
お待たせ致しました。
問題と総評が公開されましたのでご案内いたします。
検定問題
問題が公開されましたので、以下、試験実施団体のサイトへのリンクからご確認下さい。
総評
今年度の総評は、検定問題が公表され次第、順次公開いたします。
ポイント
- 出題数は昨年度と同様
- 昨年度と同様の出題形式や出題傾向が多かった印象
- 問題8の切梁式土留め支保工内の掘削についての実施方法又は留意点は近年出題のない問題
- 問題10は、昨年度久しぶりに出題のあった出題形式が本年度も継続
出題数や出題形式は、昨年度と同様でした。
施工経験記述は、品質管理からの出題でした。施工経験記述以外の必須問題は、品質管理(コンクリート)、安全管理の2問でした。選択問題は、「選択問題(1)〔問題4~問題7〕および選択問題(2)〔問題8~問題11〕の各選択問題4問から2問ずつ選択し、計4問を解答するこれまでと同様の出題形式でした。
問題2・3・5・6・8・10・11は、過去に類似問題が出題されているため、比較的解きやすい問題でした。また、問題4はやや難しく、問題7については、二次検定では近年出題がなかったものの、一次検定では出題されたことのある内容でした。問題9のTS・GNSSを用いた盛土の締固め管理における資料作成時の留意事項については、これまでに出題のない問題で、難しく感じた受験生がほとんどだったと思われます。
全体としてみると、過去の類似問題が比較的多く、難易度は標準であったと思われます。過去問題を中心に受験対策を続けてきた受講生であれば、確実に得点を狙える問題も多くあったので、初めてみる問題や難しい問題に固執することなく、解答可能な問題を素早く取捨選択し解答できたかが、合否を分けるポイントだったといえます。
出題数は昨年度と同様でしたが、問題1の出題形式に変更が加わりました。
工事概要の記述は従来通りでしたが、大きな変更点として設問1として安全管理、設問2として施工計画と2項目の記述を求められる問題となりました。また記述方式としては、従来(1)から(3)の3つに分かれていた形式が2つになりました。
問題2と3については、これまで二次検定で出題のない内容でした。難易度は高かったと思われますが、一次検定で出題された内容もあり、一次検定で学んだ知識を応用できたかがポイントとなりました。
選択問題は「選択問題(1)〔問題4~問題7〕および選択問題(2)〔問題8~問題11〕の各選択問題4問から2問ずつ選択し、計4問を解答するこれまでと同様の出題形式でした。
問題7は土の締固め管理、情報化施工に関する穴埋め問題でしたが、内容が従来よりも難化した問題でした。その他の選択問題は過去に類似問題が出題されているものも多かったため、比較的解きやすかったと思われます。
全体としてみると、出題レベルに関しては例年通りの難易度でしたが、施工経験記述の出題形式の変更により難しく感じた方も多かったのではないかと思われます。
過去問題を中心に受験対策を続けてきた受講生であれば、確実に得点を狙える問題も多くあったので、初めてみる問題や難しい問題に固執することなく、解答可能な問題を素早く取捨選択し解答できたかが、合否を分けるポイントだったといえます。
出題区分 | 出題数 | 必要解答数 | ||
---|---|---|---|---|
必須問題 | 問題1 | 施工経験記述(安全管理・施工計画) | 1問 | 1問 |
必須問題 | 問題2 | 安全管理(ネットの構造等の安全基準) | 1問 | 1問 |
必須問題 | 問題3 | 法規(施工体制台帳) | 1問 | 1問 |
選択問題(1) | 問題4 | コンクリート工(暑中コンクリート打込み時の留意点) | 4問 | 2問 |
問題5 | 品質管理(土の締固めにおける試験及び品質管理) | |||
問題6 | 安全管理(移動式クレーン作業における災害防止) | |||
問題7 | 土工(TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理) | |||
選択問題(2) | 問題8 | 土工(土留め支保工内の掘削における留意点又は実施方法) | 4問 | 2問 |
問題9 | コンクリート工(コールドジョイント発生防止対策) | |||
問題10 | 安全管理(足場の作業開始前点検事項) | |||
問題11 | 環境保全・建設副産物(騒音・振動の防止対策と調査内容) | |||
合計 | 101問 | 70問 |
出題区分 | 出題数 | 必要解答数 | ||
---|---|---|---|---|
必須問題 | 問題1 | 施工経験記述(品質管理) | 1問 | 1問 |
必須問題 | 問題2 | 品質管理(コンクリート構造物の調査及び検査) | 1問 | 1問 |
必須問題 | 問題3 | 安全管理(つり足場又は張出し足場又は高さが2m以上の構造の足場の組立、解体又は変更の作業時の事業者が講じなければならない措置) | 1問 | 1問 |
選択問題(1) | 問題4 | 土工(切土法面の施工時における排水対策) | 4問 | 2問 |
問題5 | コンクリート工(コンクリートの運搬、打込み、締固め) | |||
問題6 | 安全管理(型枠支保工に関して事業者が実施すべき措置) | |||
問題7 | 環境保全・建設副産物(産業廃棄物管理票の交付等) | |||
選択問題(2) | 問題8 | コンクリート工(コンクリートの養生) | 4問 | 2問 |
問題9 | 土工(TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理における資料作成時の留意事項) | |||
問題10 | 安全管理(車両系建設機械による労働災害防止) | |||
問題11 | 施工計画(プレキャストボックスカルバートの施工手順) |


次はコチラ
オススメ講座のご案内!
1級第二次検定に挑戦される方
施工管理技士の第二次検定は、決まった答えがない記述式の試験です。
CICでは、「どこで減点されているのか」「どう表現したら減点されないのか」など合格水準に達するための改善点を見つけだす【施工経験記述添削サービス】を実施。
採点ポイントを熟知したプロの添削指導で合格をアシストします。

1級第二次検定に挑戦される方
施工管理技士の第二次検定は、決まった答えがない記述式の試験です。
CICでは、「どこで減点されているのか」「どう表現したら減点されないのか」など合格水準に達するための改善点を見つけだす【施工経験記述添削サービス】を実施。
採点ポイントを熟知したプロの添削指導で合格をアシストします。

CICは建設業講座のパイオニア。
受講者を最短ルートで合格に導く“設計図”がある。
CICは創業から26年、建設業界の資格対策講座を研究してきたパイオニア企業。
最短ルートで試験合格に導く“設計図”を持っています。
出題傾向を徹底的に分析し、学習範囲を限定することで、効率的に合格できる手法を構築。
多忙な毎日を送る社会人の皆様でも、超効率的に合格するための講座をお届けしています。
さあ、ご一緒に最短ルートでの合格を目指しましょう。
