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1級土木施工管理技士・
検定問題と総評

1級土木施工管理技士
第一次検定問題と総評

検定問題および正答肢

問題と正答肢が公開されましたので、以下、試験実施団体のサイトへのリンクからご確認下さい。

総評

出題数や出題形式は、昨年度と同様でした。

施工経験記述は、品質管理からの出題でした。施工経験記述以外の必須問題は、品質管理(コンクリート)、安全管理の2問でした。選択問題は、「選択問題(1)〔問題4~問題7〕および選択問題(2)〔問題8~問題11〕の各選択問題4問から2問ずつ選択し、計4問を解答するこれまでと同様の出題形式でした。

問題2・3・5・6・8・10・11は、過去に類似問題が出題されているため、比較的解きやすい問題でした。また、問題4はやや難しく、問題7については、二次検定では近年出題がなかったものの、一次検定では出題されたことのある内容でした。問題9のTS・GNSSを用いた盛土の締固め管理における資料作成時の留意事項については、これまでに出題のない問題で、難しく感じた受験生がほとんどだったと思われます。

全体としてみると、過去の類似問題が比較的多く、難易度は標準であったと思われます。 過去問題を中心に受験対策を続けてきた受講生であれば、確実に得点を狙える問題も多くあったので、初めてみる問題や難しい問題に固執することなく、解答可能な問題を素早く取捨選択し解答できたかが、合否を分けるポイントだったといえます。

【第一次検定の傾向】

出題数、必要解答数や出題分野等は令和6年度と変わらず、全101問中70問解答する形式でした(四肢択一のマークシート方式)。
工学基礎知識、施工管理法については難しい、専門土木、共通工学、施工管理法(応用能力)はやや難しい、土木一般は標準、法規はやや易しい、という印象です。

令和6年度から必須問題として追加された工学基礎知識の出題内容は難しく感じたことと思いますが、その中でも、CICのテキストの内容で今回の試験の出題内容をカバーしている問題もありました。CICのテキストで学習された方であれば、確実に得点できた問題もあったことでしょう。

全体を通してみると、共通工学、施工管理法では初見の問題が多く見られましたが、過去に出題のあった問題や、消去法で正解を導ける問題もありました。土木一般や法規では、頻出となっている問題や、過去に出題のあった問題が多かったため、過去問題を繰り返し学習している受検生であれば、合格基準に到達できる試験であったといえます。

分野 出題数 必要解答数 難易度
試験問題A
(午前)
工学基礎知識 5問 5問 難しい
土木一般 15問 12問 標準
専門土木 34問 10問 やや難しい
法規 12問 8問 やや易しい
試験問題B
(午後)
共通工学 4問 4問 やや難しい
施工管理法 16問 16問 難しい
施工管理法(応用能力) 15問 15問 やや難しい
合計 101問 70問

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1級土木施工管理技士
第二次検定問題と総評

検定問題

問題が公開されましたので、以下、試験実施団体のサイトへのリンクからご確認下さい。

総評

出題数は昨年度と同様でしたが、各問題の出題テーマに変更が見られました。

必須問題1について、工事概要の記述は従来通りでしたが、昨年度から変更となった設問1と設問2のうち、設問2で与えられた記述のテーマは「環境保全」でした。施工経験記述では過去に出題のなかったテーマではありましたが、問題用紙に環境対策の例も記載されており、しっかりと対策された方であれば、慌てずに対応できたと思われます。

必須問題2は施工計画からの出題で、これまで二次試験で出題されなかった、届出に関する出題でした。必須問題3は、過去に穴埋め問題として類似の出題があったため、過去問題に取り組み、一次検定で学んだ知識を応用できれば解答できたと思われます。

選択問題は、選択問題(1)〔問題4~問題7〕および選択問題(2)〔問題8~問題11〕の各選択問題4問から2問ずつ選択し、計4問を解答する、これまでと同様の出題形式でした。

問題9の情報化施工に関しては、これまでも出題がありましたが、施工における実施事項を問われる形式でした。問題11では、プレキャストL型擁壁に関する出題が近年なかったため、戸惑った方も多かったと思われます。

その他の選択問題については、過去に出題されたものや類似問題が多かったため、比較的解きやすかったと思われます。

全体としてみると、出題レベルに関しては例年通りの難易度で、例年に比べ施工計画に関する出題が多くなりましたが、過去問題を中心に受験対策を続けてきた受講生であれば、確実に得点を狙える問題も多くありました。珍しいテーマの出題に戸惑うことなく、解答可能な問題を素早く取捨選択し解答できたかが、合否を分けるポイントだったといえます。

出題区分 出題数 必要解答数
必須問題 問題1 施工経験記述(品質管理・環境保全) 1問 1問
必須問題 問題2 施工計画(建設物・機械等の設置届) 1問 1問
必須問題 問題3 安全管理(墜落等の危険の防止) 1問 1問
選択問題(1) 問題4 土工(軟弱地盤における盛土施工の留意点) 4問 2問
問題5 品質管理(鉄筋の加工・組立)
問題6 安全管理(地下埋設物に近接した箇所での対策)
問題7 施工計画(施工計画作成時の留意事項)
選択問題(2) 問題8 コンクリート工(コンクリートの打継目に関する留意点) 4問 2問
問題9 土工(TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理)
問題10 安全管理(車両系機械による作業中の労働災害防止対策)
問題11 施工計画(プレキャストL型擁壁の施工手順)
合計 101問 70問
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