お待たせ致しました。
問題及び正答肢(マークシート)が公開されましたのでご案内いたします。
1級電気工事施工管理技士 第二次検定問題及び正答肢は下記、試験実施団体のサイトへのリンクからご確認下さい。
※検定問題の公表の範囲
第二次検定は検定問題と解答形式がマークシートとなっている設問の正答番号のみ公表されます。
解答形式が記述の設問は、正答が公表されません。
昨年に引き続き、経験記述に係る問題は、与条件が設定された電気工事について記述する問題でした。その他の問題に関しては例年通りであり、試験全体の難易度としても標準的だった印象です。
昨年度に変更された出題形式と同様に、設定された条件に対して自身の電気工事の経験を踏まえ、施工中に発生が予測される事項とその理由を記述する問題でした。
問題1として「墜落災害又は飛来落下災害」、問題2として「感電災害」についての記述が求められましたが、これは試験内容見直し前の令和5年度以前から問われていた内容であり、過去の出題傾向から、しっかりと記述対策を行っていた皆様は、問題なく解答することができたのではないでしょうか。
例年、品質管理と安全管理の問題が隔年で出題されていますが、今年は品質管理の問題が出題されました。出題内容は、電気工事に関する語句の中から2つ選び、適正な品質を確保するための方法をそれぞれ2つ記述する問題で、過去に出題された内容の作業が多く、傾向を踏まえて学習をしていれば、高得点も可能な内容でした。
電気工事に関する用語の中から4つを選び技術的な内容を記入する問題でした。例年通り、過去に出題された用語も多く、CICのテキスト&過去問題集で用語の技術的な内容をしっかり記憶して得点源にしてもらいたい問題でした。
計算問題は五肢択一式であり、並列回路の消費電力を求める問題と、接地工事を施した金属製外箱に生じる対地電圧の値を求める問題の出題でした。出題された回路図は近年類題がなかったものでしたが、計算問題自体の難易度は易しい印象で、落ち着いて取り組めば解ける問題であったと考えます。
法規の問題は五肢択一式であり、例年通り「建設業法」と「電気事業法」から出題されました。過去の二次検定や一次検定で出題のあった問題が多く、繰り返し学習していた受講生であれば、きちんと解答することができたのではないかと考えます。
問題.3から問題.6は繰り返しで出題されている問題が多く、やはり、問題.1、問題.2の施工経験記述が合格のカギを握っていると考えることができます。しかし、どのような電気工事の作業についての記述が求められるかは、試験が始まらないと分かりません。
繰り返し記述の練習をし、様々なテーマから自身の経験を3行程度の文章にまとめる力を身に着けることが合否を分けるポイントになることでしょう。
| 問題番号 | 出題区分 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 問題1 | 施工経験記述 | 安全管理(墜落災害・飛来落下災害) | 記述問題 |
| 問題2 | 施工経験記述 | 安全管理(感電災害) | |
| 問題3 | 施工管理法 | 語句の説明(品質管理) | |
| 問題4 | 電気設備全般 | 用語の説明 | |
| 問題5 | 計算問題 | 配電線路に関する計算問題 | 五肢択一式 |
| 問題6 | 法規 | 建設業法・電気事業法 | |
CICは創業から27年、建設業界の資格対策講座を研究してきたパイオニア企業。
最短ルートで試験合格に導く“設計図”を持っています。
出題傾向を徹底的に分析し、学習範囲を限定することで、効率的に合格できる手法を構築。
多忙な毎日を送る社会人の皆様でも、超効率的に合格するための講座をお届けしています。
さあ、ご一緒に最短ルートでの合格を目指しましょう。
