
ハウスメーカーへの転職を考えるときに気になるのが、「どんな会社があるのか」「どれくらい稼げるのか」ということですよね。あらかじめ年収ランキングや職種別・部門別の平均年収を把握しておけば、入社したい会社を選びやすくなるのではないでしょうか。
人生の一大イベントに携わる「ハウスメーカー」という職業だからこそ、年収面だけではなく各社の特徴も押さえながら、働きがいを感じられる企業を探してみましょう。
この記事では、ハウスメーカーの概要や種類はもちろん、ハウスメーカーの年収ランキング、職種別・部門別の平均年収について詳しく解説します。ほかにも、年収の高いハウスメーカーへの転職にエージェントがおすすめの理由についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ハウスメーカーとは

実は、どのような会社を「ハウスメーカー」と定めるのかといった正式な定義は存在しません。このため、人によって認識は異なりますが、一般的に下記の特徴がある企業をハウスメーカーと呼ぶことが多いです。
- 自前の生産設備を持っている
- 注文住宅の大量生産が可能である
- 全国規模で営業展開している
ほとんどのハウスメーカーは、設計・施工方法の統一化や建築資材の前加工などによって、大量生産と品質の一定化を実現しています。また、取得している認可の範囲内で設計と施工を行い、申請などの手続きを簡略化している会社も少なくありません。
ちなみに、ハウスメーカーと間違えやすい「工務店」は、地元密着型の小規模な会社を指すことが多いです。
ハウスメーカーの種類

ハウスメーカーは、請け負う費用に応じて以下3種類にわけられます。
- ハイコスト
- ミドルコスト
- ローコスト
上記3種類について詳しく解説します。
ハイコスト
ハイコスト系ハウスメーカーは、下記のように大手ハウスメーカーが当てはまることが多いです。
他と比べて建築費用が高額だからこそ、設計や設備の自由度が高い特徴があります。購入者のライフスタイルや希望に合わせて丁寧な提案をする会社も多いので、転職することでより専門的な知識を身につけることが可能です。
また、デザイン力が高いという利点もあるため、従事することでものづくりの楽しさをより実感できるでしょう。
ミドルコスト
ミドルコスト系ハウスメーカーは、下記のようなハウスメーカーが当てはまることが多いです。
全国平均と同じくらいの価格で建設できるミドルコスト系ハウスメーカー。「災害に強い」「地熱システムの導入」など、独自のメリットを活かした家づくりを行っています。
特徴的な性能・工法を採用していることが多いため、学びたい分野に特化したハウスメーカーへの転職もおすすめです。
ローコスト
ローコスト系ハウスメーカーは、下記のようなハウスメーカーが当てはまることが多いです。
ローコスト系ハウスメーカーの特徴として、デザイン・間取り・設備の仕様がある程度規格化されており、シンプルな家づくりをしやすいという点が挙げられます。ただ、リーズナブルな価格で販売しているからこそ、高年収を狙いたい場合はミドルコスト系やハイコスト系を検討してみると良いかもしれません。
より大規模な工事を担当してみたい方は、「ゼネコンの年収ランキング」も参考にしてみてください。
ハウスメーカーの年収ランキング

こちらからは、ハウスメーカーを下記3つの分類にわけてランキング形式でご紹介します。
- 平均年収900万円以上
- 平均年収600万円以上
- 平均年収450万円以上
各ランキングを参考に、転職先を検討してみましょう。
平均年収900万円以上のハウスメーカーランキング
平均年収900万円以上のハウスメーカーランキングは、以下のとおりです。
参照:有価証券報告書
上記4社は、一般認知度の高い大手ハウスメーカーであるため、高年収を狙えるのはもちろん自身の市場価値を大きく上げることができます。一方で、転職の際に競争率が高かったり、即戦力を求められたりすることがあるため、実務経験のある方が有利になるでしょう。
平均年収600万円以上のハウスメーカーランキング
平均年収600万円以上のハウスメーカーランキングは、以下のとおりです。
参照:有価証券報告書
上記9社は、ハイコスト系とミドルコスト系ハウスメーカーが当てはまります。
国税庁が公表している「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、年収600万円以上900万円以下の割合は全体の8.1%であり、平均と比較して高い方であるといえるでしょう。
平均年収450万円以上のハウスメーカーランキング
平均年収450万円以上のハウスメーカーランキングは、以下のとおりです。
参照:有価証券報告書
国税庁が公表している「令和5年分民間給与実態統計調査」では、日本の平均年収は460万円とされているので、平均と同程度からそれ以上の年収を狙えるでしょう。
上記7社はそれぞれ特有の強みを持っているので、自分の従事してみたい仕事を考慮したうえで転職先を選んでみてください。
職種別の平均年収

ハウスメーカーの企業別平均年収だけではなく、職種別の平均年収が気になる方も多いのではないでしょうか。
建設業の職種別平均年収ランキングは以下のとおりです。
- 1位:一級建築士 701万9,200円
- 2位:技術士 666万9,300円
- 3位:掘削作業主任者・発破技士 617万円
- 4位:クレーン運転工 510万2,400円
- 5位:電気工 472万4,600円
- 6位:測量技術者 468万7,700円
- 7位:配管工 466万5,000円
- 8位:鉄筋工 452万4,100円
- 9位:鉄工 443万9,700円
- 10位:玉掛け作業員 437万7,600円
詳しくは、「【2025年最新】建設業の年収はどのくらい?年齢別・職種別で解説」にてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
部門別の平均年収

こちらからは、住宅・建設業界における部門別の平均年収についてご紹介します。
営業職
住宅・建設業界における営業職の平均年収は年収400万〜2,000万円超(参照:自社独自調べ)であり、これは「基本給+インセンティブ(歩合給)」がモデルとなっています。トップセールスマンになれば、1棟契約で数十万円〜100万円の報酬が入ることもあるため、年収1000万オーバーになることも可能です。
営業職は、個人の売上や実績に応じて収入が増え続けるメリットがありますが、成果が出なければ給料が安定せず、社歴を積んでも低賃金になるというデメリットも押さえておきましょう。
設計職
住宅・建設業界における設計職の平均年収は、年収450万〜900万円(参照:自社独自調べ)です。営業と異なりインセンティブは少ないものの、安定した給与体系であるため経済的な不安が少なく生活設計も立てやすくなります。
また、設計職は資格手当による年収アップを設定している企業も多いです。例えば、積水ハウスでは「建築士一級60万円、二級10万円」などの資格に応じた祝金を支給しており、収入アップやキャリア形成が期待できます。
施工管理職
住宅・建設業界における施工管理職の平均年収は年収450万〜850万円超(参照:自社独自調べ)であり、設計職と同様に一定額の給与が支払われる安定した給与体系です。
担当現場の規模や、資格(施工管理技士)の有無が年収に影響するため、高年収を狙う場合は資格取得から検討してみることがおすすめです。
本社管理部門
住宅・建設業界における本社管理部門(人事・経理など)の平均年収は、基本的に先ほどご紹介した企業の平均年収に準じたものになります。
このため、高年収を叶えたい方は、一般認知度の高い大手ハウスメーカーを検討してみるのが良いでしょう。
年収の高いハウスメーカーへの転職にはエージェントがおすすめ

「年収の高いハウスメーカーに転職したいけど、何から始めれば良いのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。高年収を狙うのであれば、エージェントを活用した転職がおすすめです。
こちらでは、「経験者・資格保持者の場合」「未経験の場合」にわけて、転職エージェントがおすすめの理由や活用方法をご紹介します。
経験者・資格保持者の場合
業界の中でも特に人気が集まる高年収のハウスメーカーだからこそ、転職エージェントを利用すればプロの視点から自分の強みをとことんアピールすることができます。
多くの企業と接しているエージェントは、ハウスメーカーの採用ニーズやトレンドに精通しているので、専門性の高いアドバイスを受けられるでしょう。さらに、公開すれば応募が殺到するような非公開の優良求人を紹介してもらうことも可能なので、転職を有利に進められます。
未経験の場合
未経験の場合は、転職エージェントを活用し、応募先企業ごとに徹底した書類・面接対策を行っていきましょう。転職市場と採用動向を常に把握しているエージェントであれば、これまでの社会人経験や熱意をどのようにアピールするべきか、専門的なアドバイスをもらえます。
ハウスメーカーに未経験で転職したい場合、遅くても30代前半までというのが現実ではあるので、早めに自分のキャリアを意識していくことが大事でしょう。
まとめ

この記事では、ハウスメーカーの概要や種類、ハウスメーカーの年収ランキング、職種別・部門別の平均年収などについて詳しく解説しました。
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