お待たせ致しました。
問題と総評が公開されましたのでご案内いたします。
2級建築施工管理技士(後期) 検定問題及び正答肢は下記試験実施団体のサイトへのリンクからご確認ください。第二次検定の記述形式の正当は公表されません。
本年度の試験は、出題数は例年と変わらず、50問中40問を解答する形式でした(マークシート方式)。解答形式は「施工管理法(能力問題)」が五肢択一式、それ以外の問題は四肢択一式での出題でした。出題区分についても、一部見直しが行われた昨年度の検定通りで、前期同様、大枠に変化は見られませんでした。
「施工管理法(能力問題)」では、躯体施工2問、仕上げ施工2問、工程管理1問が出題されました。また、法規の労働関係法は例年2問出題されており、昨年度まで前期試験・後期試験とも労働基準法1問と労働安全衛生法1問という内訳でしたが、今年度は前期試験で労働基準法2問、後期試験で労働安全衛生法2問という出題でした。
検定問題の内容は、各選択肢を確認すると、見慣れない選択肢もありましたが、正誤に関わる選択肢については過去問題に類似したものが多く見られました。そのため、解答時間の配分に気をつけ、確実に正解できる問題を取捨選択し、ミスなく解答できたかが鍵となったでしょう。
したがって、過去問演習を中心とした学習を継続できた受検生であれば、十分合格基準点に到達できる内容と考えます。
| 出題区分 | 出題数 | 解答数 | 必須/選択 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 建築学等 | 4問 | 4問 | 必須 | 難しい |
| 10問 | 5問 | 選択 | やや易しい | |
| 設備その他 | 3問 | 3問 | 必須 | やや易しい |
| 施工 | 10問 | 7問 | 選択 | 標準 |
| 施工管理法 | 10問 | 10問 | 必須 | やや難しい |
| 施工管理法(能力問題) | 5問 | 5問 | 必須 | やや難しい |
| 法規 | 8問 | 6問 | 選択 | 標準 |
| 計 | 出題50問 | 解答40問 |
第二次検定について、出題区分は昨年度と同様、施工経験記述から1問、施工管理から1問、工程管理から1問、法規から1問、施工(受検種別に従い選択)から1問、計5問の出題でした。問題1~3は記述式、問題4の法規と問題5の施工の問題は四肢択一式(マークシート)での解答形式となっています。
問題1の施工経験記述は、昨年度試験問題の見直しが行われ、自身の経験を記述する問題から、示された工事について記述する問題に変更されました。今年度は工事概要に加え、工事計画、配置図、工程表も示され、提示される工事により具体性が増した問題になっていました。示された工事について自分が施工管理するイメージを明確に持てたかが要点であったといえます。
問題2の施工管理は、過去に出題された用語も多く、落ち着いて解答できたと思われます。
問題3の工程管理は、平成29年度から引き続きバーチャート工程表と出来高表からの出題でした。工程表について高い読み取り能力が求められる問題ですが、過去問題で演習を行っていた方であれば読み解ける問題だったと思われます。
問題4の法規、問題5の施工は、どちらも第二次検定では過去に出題されたことのない初見の問題が少なくありませんでした。初見の問題は多くの受検生にとって等しく難しいため、解答できる問題を確実に得点できたかがポイントになったと思われます。
| 問題番号 | 出題区分 | 出題内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 問題1 | 施工経験記述 | 工程管理 | 必須問題 |
| 問題2 | 施工管理 | 用語の説明と施工上留意すべき内容の記述 | |
| 問題3 | 工程管理 | バーチャート工程表と出来高表 | |
| 問題4 | 法規 | 正しい語句を四肢択一式で選択 | |
| 問題5 | 施工 | 最も適当な語句又は数値を四肢択一式で選択 | 受検種別に従い解答 |
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