公開日:2025年4月11日 更新日:2025年4月11日
給水装置工事主任技術者試験の申込みは、手順に従って進めることでスムーズに済ませられます。ただし、申込みは期限が設けられているため、受付が開始次第、速やかに済ませておくことが大切です。この記事では、給水装置工事主任技術者の申込み方法について詳しく解説します。試験のスケジュールや合格発表までの流れにも触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
給水装置工事主任技術者とは、給水装置の設置から撤去、変更などのさまざまな業務に従事できる国家資格です。資格を取得すると、以下のような仕事・業務に従事できます。
など
給水装置工事主任技術者の具体的な仕事内容や必要な職種についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
給水装置工事主任技術者の申込みから合格発表までの流れは、以下のとおりです。
合格を目指す上で大切なのが、受付期間内に忘れず申込むことです。申込み期間は1ヶ月ほどと限られているため、日にちを確認した上で、スムーズに申請しましょう。
例年のスケジュールに関しては後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。
では、給水装置工事主任技術者の試験スケジュールはどのような感じなのでしょうか。以下の表は、例年の試験スケジュールをまとめたものです。
項目 | 詳細 |
---|---|
受付期間 | 6月上旬~7月上旬頃 |
受験票発送日 | 10月上旬頃 |
試験日 | 10月下旬頃 |
合格発表日 | 11月下旬頃 |
受付は初夏のシーズンですが、試験は秋に実施されるのが特徴です。また、2025年度の試験スケジュールは、4月下旬頃に発表されます。
具体的な試験日や合格発表日などを把握したい方は、忘れずにチェックしておきましょう。
給水装置工事主任技術者の申込み方法は、インターネットか書面のそれぞれで異なります。まずは、以下の準備をしておきましょう。
ここからは、それぞれの方法で手続きする際の流れを解説していきます。手順は、以下のとおりです。
給水装置工事主任技術者試験は、システム上の情報入力だけで受験申込が完了しません。必ず必要書類を郵送する必要があるため、申請時は注意しましょう。
水工事技術振興財団ホームページ内のインターネット申込書作成システムに従って情報を入力しましょう。決済方法もこの時に選択します。
情報入力後、受験申請書類を印刷、申請書類に必要情報を記入します。記入間違いがないよう確認した上で次の手順に進んでください。
決済方法で郵便振替を選択した方は、受験手数料を振り込みましょう。口座番号は受験案内に記載されています。
出書類一式をそろえて簡易書類にて郵送しましょう。
給水装置工事主任技術者試験に申込む際、以下の点に注意しておきましょう。
注意点を把握しておくことで、失敗のリスクを最小限に抑えて申込めます。それぞれの注意点を詳しくみていきましょう。
申込みをする際、情報に不備がないよう入力・記載することが大切です。情報に不備があることで、申込みが受けつけられない可能性があります。
必要情報を記載・入力できたら申請する前に不備がないか最終確認を行いましょう。
給水装置工事主任技術者を受験する際、試験地は選べても試験会場は指定できません。試験地のどこで受験するのかは試験本番までに確認しておきましょう。
試験会場が確認できたら、上記のようなことを考慮しておくことが大切です。試験本番は会場周辺が混雑する恐れがあるため、余裕を持って家を出発しましょう。
管工事施工管理技士の資格を持っている方の場合、一部科目の試験免除が受けられます。免除を受ける場合、管工事施工管理技術検定の合格証明書(コピー)を添付したものを提出しなければなりません。
情報を入力する際の手順は、以下のとおりです。
一部科目の免除を受ける場合は、忘れずに申請しましょう。
給水装置工事主任技術者の資格には更新制度が設けられています。令和元年10月1日に改正水道法が施行され、現在では給水装置工事主任技術者には5年ごとの更新が義務づけられています。
更新に伴って、選任される給水装置工事主任技術者に対し、水道事業者から最新の技術や制度を学ぶための研修に参加しているかなどの確認が行われます。
また、更新制度の導入に伴って主任技術者証の有効期限も5年間に変更されました。資格が失効することはありませんが、5年ごとに更新が必要な点はご注意ください。
CIC日本建設情報センターでは、給水装置工事主任技術者のWeb(オンライン)講座を提供しております。受験者がモチベーションを維持しつつ、効率的に学習を進められるのが特徴です。
ここからは、CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座について詳しく解説します。
CIC日本建設情報センターの給水装置工事主任技術者講座では、3種類のコースが用意されています。Web講座・DVD講座・通学講座から自分に適した方法で受講可能です。
なかでも、Web(オンライン)講座は約11時間の動画講義で構成されています。専門講師による動画講義で必要なポイントを分かりやすくまとめられているのが特徴です。
Web(オンライン)講座は動画講義なので、視聴スタイルが自由です。巻き戻しや一時停止などが自由にできることから、自分の理解力に合わせて学習を進められます。
「重要そうなポイントだからノートにまとめながら勉強したい」「解けなかった問題を解けるようになるために解説を聞き込みたい」など時には複数回聞きながら理解を深めたい場面もあるでしょう。Web(オンライン)講座であれば、このような勉強スタイルも実現しやすいのが魅力といえます。
CIC日本建設情報センターでは、オリジナル模擬試験を取り揃えています。模擬試験によって実力と課題の把握が可能です。
例えば、過去問題を何度も解いていると自分の理解力とは別に解答だけ分かってしまう状態が想定されます。「自分の本当の実力がどの程度か知りたい」「本番に近い状態で試験を解いて合格できそうか知りたい」という場合に模擬試験がおすすめです。
CIC日本建設情報センターのWeb(オンライン)講座では、模擬試験まで可能なので、より効率的に給水装置工事主任技術者の合格を目指せます。
この記事では、給水装置工事主任技術者の試験申込みについて解説しました。
申込みは、ホームページから情報入力後、申請書類を印刷して必要情報を記載、その後提出書類と合わせて郵送することで済ませられます。
申込みには期限があるため、受付が開始したら速やかに済ませることをおすすめします。一部科目の免除を受ける方は、管工事施工管理技術検定の合格証明書のコピーも忘れずに添付しましょう。
CIC日本建設情報センターでは、給水装置工事主任技術者のWeb(オンライン)講座を提供しております。受験者がモチベーションを維持しつつ、効率的に学習を進められる内容となっておりますので、ぜひ受講をご検討ください。