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【電験三種が不合格だった…】再チャレンジする人がするべき学習の方法 実際の全科目合格までの道のりを紹介!

公開日:2022年8月9日 更新日:2023年3月29日

【電験三種が不合格だった…】再チャレンジする人がするべき学習の方法 実際の全科目合格までの道のりを紹介!

【電験三種が不合格だった…】
再チャレンジする人がするべき学習の方法
実際の全科目合格までの道のりを紹介!

電験三種コラム17


「電験三種が不合格だったんだけどどうしたら良い?」
「電験三種に再チャレンジする際の学習方法を教えて欲しい」

とお考えではありませんか?

電験三種は、毎年の合格率が約9%前後を推移している試験です。

1回の試験で全科目合格するのは非常に難しいと言えます。

そのため、1回の試験で不合格だったとしても科目合格制度の活用や効率の良い試験対策を行って合格を目指しましょう。

本記事では、電験三種が不合格だった方が再チャレンジする際の学習方法について解説します。

全科目合格するまでの道をご紹介しますので、ぜひご覧ください。


最終更新日:

電験三種とは

挿絵

電験三種は、正式名称「第三種電気主任技術者試験」とされる国家資格です。

その名の通り、取得することで電気主任技術者として仕事に従事できます。

電気主任技術者は、発電所や変電所、ビルや工場などの建物で設置されている電気設備の保守・監督を行う仕事です。

第三種の場合、電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5,000キロワット以上の発電所を除く)が該当します

また電気主任技術者の仕事は、資格保有者でしか従事できない「業務独占資格」であることも特徴です。

電気主任技術者の設置も電気事業法で定められているため、需要がなくなることもありません。

電験三種は難しい?

電気業界の中で需要の高い資格でもある電験三種ですが、難易度はどのくらいなのでしょうか?

過去5年間の合格率を参考に難易度について確認しましょう。

年度 全体 理論 電力 機械 法規
令和3年度 11.5% 10.4% 32.6% 22.8% 24.1%
令和2年度 9.8% 24.6% 17.7% 11.4% 21.3%
令和元年度 9.3% 18.4% 18.3% 26.7% 17.7%
平成30年度 9.1% 14.8% 25.1% 19.5% 13.4%
平成29年 8.1% 19.4% 13.6% 16.3% 16.2%

参考:電気技術者試験センター

表を見ると、電験三種の合格率は毎年9%前後で推移していることが分かります。

電気系資格の中でもトップクラスの難しい資格と言えるでしょう。

ただし各科目で合格率を見ると、合格率は20%前後で推移しています。

電験三種には科目合格制度もあるため、いきなり4科目合格を狙うのではなく数回にわけて合格を狙うのも1つの方法です

後述する内容を踏まえながら自分に適したスタイルでの取得を目指しましょう。

落ちた原因について考える

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電験三種に合格できなかった場合、何故落ちたか原因を見直すことは大切です。

考えられる主な原因としては、以下の3つが挙げられます。

  • 勉強の効率が悪い
  • 勉強時間が足りていない
  • 本気で勉強できていない

それぞれの原因について詳しくみていきましょう。

原因①勉強の効率が悪い

電験三種を対策する際、勉強の効率が悪いと試験に合格できません。

電験三種では基礎知識に加えて応用能力が求められるため、効率的に勉強しないと合格するだけの力が身につかないためです。

効率の悪い勉強方法として、以下の3つが挙げられます。

  • 同じ分野ばかり勉強している
  • 参考書を中心に勉強しすぎている
  • 過去問の解答だけを覚えて解き方を理解していない

電験三種は過去問と類似した問題が出題されないため、過去問の解答を覚えるだけでは合格できません。

また、応用能力も必要なので参考書を中心に勉強しても合格する力が身につかないのが特徴です。

そのため上記のような勉強方法は電験三種の対策としては効率が悪く、結果として不合格に繋がります。

原因②勉強時間が足りていない

電験三種で出題される理論・電力・機械・法規の4科目は、それぞれで広い試験範囲で問題が出題されます。

そのため、電験三種に合格するために必要な勉強時間は、比較的長く必要です。

一般的に電験三種の合格には1,000時間程度の勉強時間が必要とされています。

もちろん個人差はありますが、長期的な勉強が必要というわけです。

そのため、毎日継続して勉強できなければ勉強時間が足りず、合格が難しくなるでしょう。

勉強の継続が苦手な方や勉強時間自体を十分に確保できない方が合格できない原因の1つと言えます。

原因③本気で勉強できていない

電験三種を受験する理由には人それぞれあるかと思いますが、前提として電験三種の取得に本気になれていなければ合格は目指せません。

会社や教師に会社から指示されて仕方なく受験する場合など、モチベーションが維持しづらい場合は不合格になりやすいです。

冒頭の項目でも解説した通り、電験三種の難易度の高さは電気系資格の中でも上位に該当します。

勉強時間も長く必要になるため、電験三種になぜ合格したいかといったような目的を決めておくことは非常に大切です

落ちた後にするべき行動は?

電験三種に不合格となった場合、落ちた後にするべき行動は主に以下の3つです。

  • 不合格となったことを受け入れる
  • 合格する目的を考え直す
  • 合格した人の勉強方法を知る

それぞれの行動について詳しく解説します。

するべき行動①不合格となったことを受け入れる

電験三種に不合格となった方は、まず不合格になった事実を受け入れましょう。

先ほど解説した原因を踏まえ、まずは不合格を受け入れて次にどうしたら良いか行動に移してください

電験三種は、1回の試験が終わるとそのタイミングで次の試験に向けての対策期間が始まります。

そのため、不合格になった事実を受け入れず投げやりになると、次の試験で合格する可能性が低くなるでしょう。

だからこそ、まずは電験三種に合格できなかった事実を踏まえて先ほど解説したような原因を探してください。

原因を探した後、改めて電験三種合格に向けて対策を始めましょう。

するべき行動②合格する目的を考え直す

電験三種は対策期間の長い資格なので、合格する目的を見つけておくことが大切です。

なぜ合格したいか目的を明確にすることで勉強の集中力やモチベーションがアップします。

  • 資格手当によって年収をアップさせたい
  • 他の人よりも就職や転職で有利にしたい
  • 電気主任技術者のような需要の無くならない仕事に就きたい

上記のように目的を考えておくことで電験三種を取得した後、ゴールが決まります。

ゴールが決まると後はそれに向けて前進するのみなので、電験三種の対策が今まで以上に捗るでしょう。

するべき行動③合格した人の勉強方法を知る

電験三種に不合格だった方は、無自覚のうちに効率の悪い勉強方法を実践している可能性があります。

そのため、実際に合格した方の勉強方法を知っておくのもおすすめです。

電験三種に合格した方の勉強方法は効率が良い可能性が高く、自分の勉強スタイルに活かせる可能性があります。

だからこそ不合格だった方は、一度合格した方の勉強方法を知り、現状と比較してどこが違うのか把握しておきましょう。

合格した方の具体的な勉強方法については、後述します。

合格した人はこうやって勉強した!

挿絵

ここまでは、電験三種に不合格となった方に対しての落ちた原因やするべき行動についてご紹介しました。

ここからは、実際に電験三種に合格した方の勉強方法についてご紹介します。

実際に合格者の方に聞いた内容をまとめましたので、ぜひご覧ください。

Q.電験三種取得に当たって最初にしたことは何ですか?

電験三種に合格するためにまず最初に決めたことが「合格する目的」です

合格する目的を決めることで電験三種を勉強する際のモチベーションにつながります。

私の場合は、高卒で就職して働く際に電験三種があると有利になる+仕事で必要といった理由から取得を決意した次第です。

決意したのは高校3年の時で、一度高2の時に受験した際はやる気が全くなく4科目ともに不合格でした。

合格した後に思うのは、目的を決めないと途中で挫折しそうだなということです。

電験三種は、取得までの勉強で挫折しそうなタイミングがいくつもあります。

  • 自分が入社したい企業に対して有利にする
  • 資格手当で年収アップを狙いたい
  • 難易度の高い資格を取得して自分の価値をアップさせたい

勉強のモチベーションが下がりそうな時に上記のような合格後のイメージができると、比較的勉強のモチベーションが続きました。

だからこそ、いきなり手当たり次第に勉強を始めるのではなく、まずは目的を見据えてその後に対策を続けるといった方法が有効であると言えますね。

Q.電験三種の勉強全体で意識したことはありますか?

「広く浅くをだんだん深くする」といったことをまずは意識しました。

というのも、電験三種は各科目で非常に範囲が広く、意識せずに勉強すると1つの分野でどんどん深くまで対策しがちになります。

結果、全体的にバランス良く勉強できず、点数を安定して稼げないといったことも経験しました。

また「ここまで勉強すれば大丈夫だろう」のラインの見極めも電験三種は難しいです。

そのため、まずは全体の分野に触れて過去問題を解いてみるところから始めました。

その後、得意な分野と苦手な分野を見極めて、得意な分野は安定して点数を獲れるように伸ばし、苦手な分野はできる限り正答率を上げられるよう対策した次第です。

電験三種を勉強する際は、いきなり深くまで勉強するのではなく、徐々に深くするスタイルで対策することをおすすめします

Q.計算・暗記問題で注意したことはありますか?

電験三種の中で登場する計算問題と暗記系の問題は、対策の方法が少し異なります。

中でも計算問題は、解き方を理解することに力を入れることが大切だと感じました。

というのも、過去問題をしばらく勉強していると、自然と過去問題の解答を覚えてしまいます。

解き方が少しわからない問題に対して、解答の記号だけが分かるといった感じです。

この状態に甘えていると、過去問題を解いている際の点数だけが上がり実際の実力はそこまでついていないといったことに繋がります。

だからこそ、計算問題は解答に至るまでの流れを理解することに力を入れました。

私が実際に行ったのは「自分で自分に説明すること」です。

自身に対して「ここはこうだからこうなる」と生徒と先生の一人二役を行う感じで勉強しました。

この勉強方法は、分からない部分や曖昧な部分が浮き彫りになるので、おすすめの勉強方法でもあります。

一方で暗記問題に関しては、正しい知識のアウトプットが必要となるためコツコツと継続するしかありません。

私の場合は、起床して30分と睡眠前の30分を暗記の時間に使っていました。

またどちらにも共通して言えるのが「見栄をはらないこと」です。

分からない問題に対して解答は合っているからと目を背けそうになったことが私にもありましたが、それを受け入れて入念に対策することが合格に繋がります。

勉強方法や教材を再検討

電験三種に合格できなかった場合、一度自身の勉強方法や使用している教材について見直すことも大切です。

勉強方法はこれまで解説した通りですが、教材についても自分に合っていないものを使用していれば自然と効率が下がります。

使用している参考書の解説やイラストが分かりやすく自分に合っているか、問題集などの解説が現状のものできちんと理解できるか見直してください。

科目合格などで残り科目が少ない方は、科目単体の参考書で徹底的に勉強するのも1つの方法です。

また、日中は仕事で忙しい方などは通信講座の受講も検討しましょう。

通信講座は、専門講師の動画講義によって独学よりも遥かに効率良く勉強できるのが特徴です。

加えて、自身が分からない分野に関してすぐに質問して解決できる環境も整うため、勉強に対してのモチベーションも維持しやすくなります。

一度、勉強スタイルや教材を見直して必要に応じて検討し直しましょう。

まとめ

本記事では、電験三種が不合格だった方が再チャレンジする際の学習方法について合格者の勉強方法とあわせて解説しました。

前提として、電験三種の合格率は毎年9%前後を推移しています。

そのため、電気系資格の中でも難易度が高いとされている資格です。

不合格となった場合、まずは合格できなかった原因について見つめ直しましょう。

その後、本記事の内容を参考に自身に必要な行動を取ってください。

もし、現状の勉強方法に満足いかず環境を変えたい方や日々の隙間時間をもっと効率よく勉強に使いたい方は、通信講座などの別の教材の導入も検討しましょう。

自分にあわせた勉強スタイルで電験三種の取得を目指してください。


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