2級電気工事施工管理技術検定総評

令和元年度2級電気工事施工管理、学科試験問題・正答・配点、実地試験問題は下記よりご覧下さい。

総評

学科試験の傾向

本年度の試験も出題形式は例年と変わらず、64問中40問解答する形式でした(四肢択一のマークシート方式)。
 全体的な難易度は例年より標準かやや難しいという印象ですが、選択問題などで、確実に解答できる問題を取捨選択していれば合格基準に到達することができた内容でした。電気工学の計算問題や式を求める問題に関しては難しく感じた受験生が多かったのではないでしょうか。また、近年出題のなかった問題や新傾向の問題も見受けられましたが、CICの学習教材でしっかりと学習し、過去問演習に繰り返し取り組んだ受験生であれば、十分対応ができた内容でした。過去問演習等の日々の学習を積み重ね、どれだけ正答を導き出すことができたかが、合格点に達するポイントとなったでしょう。

分野出題数必要解答数難易度
電気工学 12問 8問 やや難しい
電気設備 20問 11問 やや難しい
関連分野 6問 3問 標準
関連分野 1問 1問 やや難しい
施工管理法 13問 9問 標準
法規 12問 8問 標準かやや易しい

実地試験の傾向

出題区分は、昨年と同様、施工経験記述1問、施工全般3問、法規1問からの出題でした。

問題1

経験記述の出題内容は、平成29年に出題された工程管理と同内容でしたので、過去問でひと通りの経験記述対策を行っていれば解答できたはずです。

問題2

電気工事に関する語句の中から2つ選び、施工上留意すべき内容を2つ記述する問題及び図に示された機器の名称又は略称を解答し、その機能を記述する問題でした。用語説明は過去に出題された語句が見受けられたため、過去問をしっかり学習していれば、高得点も可能な内容でした。機器の名称と機能の記述についても同様の問題が過去に出題されていましたので、過去問をしっかりと学習していた受講生にとっては易しく感じる問題だったはずです。

問題3

ネットワーク工程表の問題はどうしても解答に時間がかかるため、どれだけ解答に時間を割けたかがポイントになったと思います。

問題4

電気工事に関する用語の中から3つを選び、番号と用語を記入し、技術的な内容を、それぞれについて2つ具体的に記述する問題でした。過去5年の間に出題されたことのある用語が見受けられ、それ以外の用語についても学科で学習する用語があったため、得点源にできた問題だったと思います。

問題5

法規の問題については、記述内の下線部の語句うち誤っている語句の番号をそれぞれ1つあげ、それに対する正しい語句を答える問題でした。例年通り「建設業法」、「労働安全衛生法」、「電気工事士法」からの出題でした。

試験全体の出題傾向は例年通りであり、難易度としては標準的だった印象です。特に問題4、問題5の問題については、学習を怠らなかった受験生は高得点が取れた内容であったと思われます。今回の試験は過去問を繰返し解き、日々記述の練習をしていたかどうかが合否を分けたポイントとなったでしょう。地道に受験対策を続けてきた受講生の努力が報われるような試験でした。

問題番号出題区分備考
問題1 施工経験記述 安全管理 必須問題
問題2 施工全般 語句の説明、機器の名称・機能
問題3 施工全般 ネットワーク工程表
問題4 施工全般 用語の説明
問題5 法規 建設業法・労働安全衛生法、電気工事士法
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