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1級電気工事施工管理技士・
検定問題と総評
令和5年度 1級電気工事施工管理技士
第二次検定問題と総評
お待たせ致しました。
問題と総評が公開されましたのでご案内いたします。
検定問題および正答肢・配点
令和5年度 1級電気工事施工管理技士 第二次検定問題及び正答肢は下記よりご覧下さい。
総評
ポイント
- 出題区分は昨年度同様
- 昨年度新たに出題された配電線路に関する計算問題が今年度も引き続き出題
- 上記以外の問題に関してはほぼ例年通りで、難易度も例年並みの印象
出題区分は、昨年度同様、施工経験記述1問、施工管理法1問、電気設備全般2問、法規1問からの出題で、問題1から問題3は記述式、問4から問5は五肢択一式でした。
令和3年度以降、出題されている配電線路に関する計算問題が、今年度も引き続き五肢択一式で出題されました。その他の問題に関してはほぼ例年通りであり、試験全体の難易度としても標準的だった印象です。
問題1
経験記述の出題内容は、安全管理(墜落災害・感電災害)でした。安全管理は、令和3年度は工程管理と組合せて出題され、令和2年度以前は隔年で出題されてきました。しっかりと準備をしてきた受験生であれば対応できる内容でした。
問題2
電気工事に関する語句の中から2つ選び、適正な品質を確保するための方法を記述する問題でした。過去に出題された内容の作業が多く、傾向を踏まえて学習をしていれば、高得点も可能な内容でした。
問題3
用語の中から4つを選び技術的な内容を記入する問題でした。CICの配付教材に掲載されている用語が多く出題されていたため、配布教材で用語の技術的な内容をしっかり記憶して得点源にしてもらいたい設問でした。
問題4
令和3年度以降と同様に計算問題であり、電線の抵抗値を求める問題と、架空配電線路の支線に必要な引張強さを求める問題からの出題でした。計算問題自体の難易度は標準的であり、また、五肢択一式のため落ち着いて取り組めば解ける設問でした。
問題5
法規の問題は五肢択一式であり、例年通り「建設業法」と「電気事業法」から出題されました。過去の一次検定で問われていた内容や、CICで配付しました教材に掲載している問題があり、繰り返し学習していた受講生であれば、きちんと解答することができたのではないかと考えます。
以上のことから、CICで配付しました1級電気工事(第二次検定)問題解説集を使用して繰返し学習していた方であれば十分合格点を取れる内容だったと思われます。
地道に受験対策を続けてきた受講生の努力が報われるような試験でした。
問題番号 | 出題区分 | 備考 | |
---|---|---|---|
問題1 | 施工経験記述 | 墜落災害・感電災害 | 必須問題 |
問題2 | 施工管理法 | 語句の説明(品質管理) | |
問題3 | 電気設備全般 | 用語の説明 | |
問題4 | 電気設備全般 | 配電線路に関する計算問題 | |
問題5 | 法規 | 建設業法・電気事業法 |
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